Photo Report:Daichi Yamamotoのサプライズライブも。熱気に包まれたBEAMS CULTUART TAKANAWA 1st Anniversary LIVE

Photography_Fumiko Kawamata (BEAMS Photo Creative) , Edit_Rio Osugi

Photo Report:Daichi Yamamotoのサプライズライブも。熱気に包まれたBEAMS CULTUART TAKANAWA 1st Anniversary LIVE

Photography_Fumiko Kawamata (BEAMS Photo Creative) , Edit_Rio Osugi

2025年9月にルミネ史上最大規模の商業施設として開業した「ニュウマン高輪」。その中でも、アートやエンターテインメント、デザインなど多様なカルチャーを横断するプロジェクトとして誕生した「BEAMS CULTUART」初の単独店「BEAMS CULTUART TAKANAWA(ビームス カルチャート 高輪)」は、この1年間、東京の新たなカルチャーハブとして異彩を放ち続けてきた。
現代アートの展示から、レコードの販売、さらには入口に常設されたミルクティー専門店「MILK TEA SERVICE」まで。ジャンルの垣根を軽々と飛び越え、新たな刺激を与えてくれる同店が、オープン1周年を記念したスペシャルなイベント「BEAMS CULTUART TAKANAWA 1st Anniversary LIVE」を9月25日(金)に開催した。

キュレーションを手がけたのは、ラッパーのDaichi Yamamotoが主宰する音楽レーベル〈Andless〉。会場となったのは、ニュウマン高輪の最上階、地上150mに位置するLUFTBAUMの空中庭園「翠の庭」だ。商業施設とは思えないほど豊かな植栽と、世界でも類を見ないイマーシブサウンドシステムが完備されたこの都心の庭園に豪華DJ陣が集結。半野外というストリートライクな環境のもと、音楽とファッションが深くリンクした一夜の模様をフォトレポートでお届けする。

18:00のオープンと同時に、噂を聞きつけたオーディエンスが続々と最上階へ。会場では、この日のために製作された〈Andless〉と〈BEAMS CULTUART〉のコラボスウェット『Andless YEAR SWEAT』も販売され、すでに身に纏ってフロアへ向かうヘッズたちの姿も。エントランスを抜けると、そこには地上150mの夜景と本物の植物たち、そして極上のサウンドスケープが広がっていた。

そしてこの日、DJブースに鎮座していたのは、ビームス創業50周年を記念してAlphaThetaとbPr BEAMSがコラボレーションし、2027年に発売予定のオールインワンDJシステム「XDJ-AZ」。この最新機材を発売に先駆けて体感できるという点でも、贅沢なことこの上ない。

19:00を回り、最初にフロアの空気を温めたのは本イベントのキュレーターであり、〈Andless〉を主宰するDaichi Yamamoto。彼のルーツの一つでもあるレゲエを軸としながらもヒップホップやソウルを感じさせる独特な選曲で、早くも会場の温度を上げていく。DJプレイの枠を超え、自身の音楽的バックボーンを提示するような濃密な時間を感じさせた。

次に登場したのは、DJ TAK。洗練されたR&Bやオルタナティブ・ビートをシームレスに繋ぎ、ルーフトップというロケーションにふさわしいグルーヴを作り上げていく。

20:00頃、続いて登場したTAIHEI(Suchmos / 賽)は、鍵盤奏者としてのアイデンティティを随所に滲ませるアプローチでプレイを披露。ジャズやブルース、レアグルーヴをバックボーンに感じる芳醇な音の響きが会場の植栽と見事に調和し、心地よいリズムと空気感でオーディエンスの身体を揺らしていった。

夜が深まるにつれ、フロアの熱気はさらに上昇。20:30からはKMが登場し、トラップやオルタナティブ・ヒップホップから、UK Garageなどの最新ダンスミュージックまでを縦横無尽に横断する重厚なビートを投下。叩き上げのスキルに裏打ちされたアグレッシブなプレイに、オーディエンスのボルテージは爆上がり。
会場の空気をさらに掌握するように流れ出したのは「Let It Be Feat. Kid Fresino」。歓声が沸き起こる中、なんとDaichi Yamamotoがマイクを持って登場!完全シークレットの飛び入りパフォーマンスにフロアは狂喜乱舞。都会の夜景を背に放たれる彼のタイトなラップは、集まったオーディエンスを否応なしに虜にしていた。

そしてトリを飾ったのはBudaMunkだ。空気が一変し、90sのR&Bやヒップホップ、スモーキーでローファイな選曲がフロアを包み込む。彼特有のグルーヴが高輪の夜空に陶酔感をもたらし、最高のフィナーレを演出した。

半野外の吹き抜け構造という環境も相まって、クラブともライブハウスとも異なる、圧倒的な解放感と高揚感に包まれた3時間。
音楽、ファッション、アート、カルチャーを表現し続ける「BEAMS CULTUART TAKANAWA」の真骨頂を、地上150mの天空でまざまざと見せつけられた一夜だった。
そんなBEAMS CULTUARTが2年目に向けてどんな仕掛けを用意しているのか。引き続き、その動向から目が離せない。

INFORMATION

Photo Report:BEAMS CULTUART TAKANAWA 1st Anniversary LIVE

◼︎BEAMS CULTUART TAKANAWA
add_東京都港区高輪2-21-1ニュウマン高輪 North 4F
tel_03-6721-6421
Instagram_@beams_cultuart