孫ノ珍美眼
ーMargt’s GOLD EDITIONー
古代へのロマンを胸に
ONLY ONEのアートピース

Edit_Mizuki Kanno

孫ノ珍美眼
ーMargt’s GOLD EDITIONー
古代へのロマンを胸に
ONLY ONEのアートピース

Edit_Mizuki Kanno

PERIMETRONに所属する二人組・Margtによる悪ノリ全開通販企画。「ニーズがないモノほど、価値がある」をモットーに、スーパー・エクスクルーシブなプロダクト、通称『Margt’s Gold Edition』をその道のプロたちとのタッグにより、完全受注で制作/販売している。今回は“考古学”からインスパイアされたモチーフをPOPにアレンジしたコレクションを展開し、多くのクリエイターを魅了しているDINOWORKS c/o Iori Yamakiをパートナーに迎え、恐竜の歯の化石を用いたアバンギャルドなネックレスを爆誕させた。そして本日より受注販売がスタート!購入希望者はこちらのフォームより、「孫ノ珍美眼アイテム購入希望」と明記の上、8月31日(木)23:59までにご応募いただきたい。

ここでは、豪華絢爛を尽くした同アートピースの制作についてMargtのArataとIsamu、そしてDinoworksのデザイナーIori Yamakiによる対談をお届けする。

ーまずは、今回のコラボに至った経緯を教えてください。

Arata:2回くらい会ったことがある程度で、やりとりしたのは今回が初めてですよね。次の連載のことを考えていたときにふとIoriくんのことが頭をよぎって、僕がニューヨークに住んでいた頃にお世話になっていた方に繋いでもらったんです。恐竜をモチーフにした面白い作品を作っている印象があって。あと、ヨーヨーの世界大会で3位なんだよね?

Iori:そうなんです、競技用のヨーヨーのプロで。

Arata:ヨーヨーでも、アパレルでも、Ioriくんとコラボできたら、絶対に面白いものが作れると思ったんです。

Iori:オファーをいただき「やりたい!」と思ったものの、企画内容的にいろんなことにチャレンジできるからこそ何がベストなのか、なかなか答えを出せなくて。正直、少し悩んだ部分はあります。でも、ずっと本物の恐竜の化石を使ってものづくりをしたいと考えていたこともあって、この機会に挑戦してみようと思ったんです。

Isamu:その提案をもらって、僕ら的にもすんなり入ってきて、Ioriくんのアイディアに賛同しました。

ー本物の恐竜の化石が使われていると聞いて、びっくりしました!そもそも、どうしてご自身のブランドのテーマを恐竜にしようと思ったんですか?

Iori:自分の作品を形として残したくてブランドを立ち上げようと思ったときに、等身大の自分が好きなことをテーマにしたら、本当にカッコいいものが作れるし、それが僕のやりたいことだなと思ったんです。恐竜だったり、SF的なものにはロマンを感じるし、昔から好きなんです。

Arata:僕の知り合いが「街中で恐竜を見かけたらIoriを思い出す」って言ってて、もはやDinoworksが恐竜アイテムの特許を持ってる感じ(笑)。それだけ、印象に残るんですよね。

Iori:子供っぽいと思う人もいるかもしれないけど、自分がヤバイと思えるものを表現するのが好きなんです。

ー今回作られた二つのジュエリーのデザインについて詳しく教えてください。

Iori:発掘された直後の化石を表現したくて、荒々しさやゴツゴツした感じは残したいなと思っていました。チェーンはジルコニアや火山灰で作った数珠を使用していて、宝石っぽさは入れつつ綺麗にまとまりすぎないように、ごちゃごちゃさせて。二つとも見た目はずっしりしているけど、実は首が疲れるというほどではないんです。

Arata:僕とIsamuで取り合いになっちゃうから、もともと二つ作る予定ではありました。

Isamu:ここぞというときにつけます!

Arata:今はまだ“Margt”がどこにも入っていないから、化石にマジックペンで“Margt”って書いちゃおうかなとも考えてる(笑)。実は僕らもまだ実物を見ていなくて。

Iori:レーザーで刻印とかも良いですよね。

ー今回はすべてのデザインをIoriさんが手がけているんですね。

Arata:今までは、Margtでグラフィックを作って渡したりすることもあったけど、今回は完全にIoriくんにお任せしちゃったほうが、面白いものができるなと思って。「化石をモチーフにしたアクセサリー」ってことは聞いていたけど、どんなものが出来上がるのかは想像もつかなかったから、ワクワク感は過去一でした。Dinoworksのトーンはわかっているけど、何が出てくるかはわからない玉手箱みたいな感じ。そんで、出来上がったものが僕もIsamuも大好きなルックスでした。

Iori:どういう部分を気に入ってくれましたか?

Arata:有機的な感じかな。僕らもものづくりをするときは、偶然性とかを大事にしていて。整頓されたものも好きだけど、その裏側のカオスな部分は大事にしたくて。このネックレスはそういった要素が生かされていて、視覚的に大好き。

Iori:売ることだけを考えると、合わせやすさだったり、付けやすさ、機能的な側面も意識しないといけないけど、この企画のいいところは、本当に自己満足だけで作れるところかもしれない。

Isamu:とことんぶっ飛んだものが出来上がっていて、僕らの今までの作品を組んでくれたかのごとくどハマり。恐竜の化石っていうロマンがあって、価値あるものに対して、これだけ好き勝手やってくれるのは最高ですよね。

Iori:お二人が「任せるよ」と言ってくれたので、いい意味で、Margtさんのことは意識しすぎず、自分の作りたいものを全力でやろうと思えたんです。きっと、僕のそういう部分を面白いと思ってくれているだろうから、変に空気を読んだりしないほうが、結果的に良いものができるんだろうなと思って。

Arata:この連載では、「売れたら負け」だからな(笑)。 いや、売れたら嬉しいけど(笑)。

Iori:こういうものが売れるような状況に、世の中が変わっていったら嬉しいですよね。8月25日からDinoworksのPOPUPをやるんですけど、そこで一点一点手染めして作ったパーカーを出すんです。パーカー自体はノーマルなボディだけど、僕ならではのデザイン性を出したいなと思いますし、そういった部分を今後の作品作りでも大切にしていきたいです。

Dinoworks c/o IORI YAMAKI × Margt
受付期間_8月21日(月)20:00〜8月31日(木)23:59



Cretaceous B.C. Long Necklace
(Spinosaurus teeth fossil)
Price_¥990,000(in tax)〜


Cretaceous B.C. Short Necklace
(Carcharodontosaurus teeth fossil)
Price_¥698,500(in tax)〜

購入希望の際はこちらのフォームより、「孫ノ珍美眼アイテム購入希望」と明記の上、8月31日(木)23:59までにご応募ください。

※化石の大きさによって価格が変動いたします。
※納品タイミングは追ってご連絡いたします。

ディノワークス / DINOWORKS c/o Iori Yamaki

2021、スタイリスト、アートディレクター、デザイナーなどマルチに活動するIori Yamakiによって設立。恐竜や卵の殻など考古学からイン スパイアされたモチーフをポップにアレンジ。アーティストからも支持率が高い。8月25日(金)-8月27日(日)の3日間にわたり、Domicile Tokyoにて「Juice Summer 2023」を開催する。多様な染め技法が施されたアイテムを展開する他、同アクセサリーも展示予定。Instagram_@dinoworks_ / @yamakiiori

Juice Summer 2023
Date_2023.8.25-8.27
Place_DOMICILE TOKYO(東京都渋谷区神宮前4-28−9)

Margt / マーゴ

前田勇至(ISAMU)と高畠新(ARATA)によるクリエイティブユニット。映像やグラフィックを軸に、音楽やファッションなど様々な分野で活 動している。2020年、拠点をNYからTOKYOへ移し、PERIMETRONに所属。最近では、millennium parade × 椎名林檎のコラボ楽曲「W○RK / 2〇45」のアートワークを手掛けた他、キングギドラの新作「真実のウイルス」、「HipHopia」のジャケットの制作やMVのディレクターを務めた。
Instagram_@_margt / @_isamu / @ArataWillSmithSekuharaNuclear

INFORMATION

EYESCREAM No.186

Comedy in Theater
劇場生まれの次世代お笑いカルチャー

発売:2023年6月1日(木)
出演者:ランジャタイ/川原克己(天竺鼠)/山田健人
ヨネダ2000/9番街レトロ/ナイチンゲールダンス/狛犬/ぼる塾
コウ/ママタルト/パンプキンポテトフライ/シンクロニシティ etc

¥1000(TAX IN)

取り扱い:全国の書店およびECサイトにて



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