ART 2018.03.01

第24区のその先へ。世界の気鋭クリエイターが集うアートエキシビジョン”SECTOR 2 in DISTRICT 24″

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

異なるジャンルのアーティストが作品を持ち寄り、発表を行うアートエキシビジョン”SECTOR 2 in DISTRICT 24″が3月3、4日の2日間に渡り、上目黒にあるギャラリー「W+K+ Gallery」で開催される。この展示は2017年3月、東京の倉庫地帯で開催された”DISTRICT 24″の続編となるもの。「DISTRICT 24 はプロローグであり、本編はまだ始まってなかったとしたら」という前提のもと、国内外の気鋭アーティストとのコラボを実現させた。ディレクターは”DISTRICT 24″と同じく、栁澤春馬氏が務める。クリエイターとのコラボレーションによるプロジェクトの立案、空間ディレクション、 コントリビューションを手がけるクリエイティヴ・ディレクターだ。

プロジェクトネームであるsectorには【陸海軍,軍事】防御地区,防衛 区域と言う意味があり、「第24区のその先へ」 をコンセプトに、ウェブと連動した新感覚のディスプレイ「FRAMED」 による全面サポートの元、第24区の「防衛区域」の創造にチャレンジしている。未知のものに遭遇した時の言葉にし難い感覚を呼び起こし、体感することの喜びを再認識出来る場となるだろう。

参加アーティストは以下の通り、本エキシビジョンのためにエクスクルーシブのアートワークを制作しており、会期中は不定期で在廊予定。


SCOTT GELBER(スコット ゲルバー)
NY在住のビデオディレクターScott Gelber。 コンピューターアニメーションを駆使し、独自の視点で皮肉とユーモラスを掛け合わせたデジタル作品を制作する。 2007年から今日に到るまで世界各国の様々なエキシビジョンに参加しており、NY にある近代美術館の MOMA や映像に 特化した MOVING IMAGE MUSEUM などで展示を行い、高い評価を得ている。日本での展示経験はなく、今回のエキシビジョンが初の日本でのエキシビジョンとなる。


YUJI KAMIYAMA(上山 悠二)
グラフィックアーティストとしてベルリン発のファッション誌 KINGKONG MAGAZINE や、REEBOK、Chelsea FC などの グラフィック等を手掛けるほか、jackpot、A BATHING APE、FULLBK、Hombre Niño のシーズンルックビデオ、そして RIPSLYME や ANARCHY、your song is goodをはじめとする様々なアーティストの MV のディレクションを手がける。ま たカクバリズム所属の DJ/ プロデューサーユニット、MU-STAR GROUP のメンバーとしても活躍する。


KEVIN HARRIS(ケヴィン ハリス)
NY 在住のグラフィックデザイナー Kevin Harris。 ビデオディレクションからグラフィックデザイン、ペインティングなど幅広い表現スキルを持ち、それらを駆使したハイ ブリッドな作品を数多く制作している。ポップな作風が特徴で BRAIN DEAD にグラフィックなどの提供も行なっている。 またハードコアバンド『SUB DOM』のメンバーとして、ミュージシャン活動も行なっており、活動は多岐に渡る。

合わせて、実際の会場にて作品の上映にも使用されているデジタルアートに特化したアートデバイス「FRAMED」の販売を行うほか、 専用のオンライン・アートギャラリー・サービス、F R A M E D * GALLERYを通じて、会場で展示されている各アーティストの作品も購入可能に。

“F R A M E D *”は絵画やオブジェを部屋に飾るのと同様の感覚で、デジタルアートで空間を彩ること
ができる、新しいカテゴリーのインテリア・デバイス。
そのほかにもアーティストのコラボレーションによるインテリアグッズ、トイ、ポスターなどユーモア溢れる様々なアイテムを発売予定。

新たなアートを探れるエキシビジョン、是非とも訪れてほしい展示だ。

INFORMATION

SECTOR 2 in DISTRICT 24

3月3日(土)〜3月4日(日)14:00〜22:00
オープニングパーティ_3月2日(金)19:00〜22:00
※1_オープニングパーティは何方でも入場可能、フリードリンクの提供がございます。
※2_入場料はオープニングパーティを含め全日無料。

W+K+ Gallery
東京都目黒区上目黒 1-5-8
http://wktokyo.jp

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