ART 2025.06.10

Waku FukuiとTaito Itateyamaによる二人展「瞬き」が、若手作家の表現拠点〈後光〉による初の外部展示として開催

EYESCREAM編集部

アーティスト/ネオン職人のWaku FukuiとフォトグラファーのTaito Itateyamaによる二人展「瞬き(MABATAKI)」が、6月18日より神宮前THE PLUGにおいて開催される。

本展は、2024年に設立された若手作家によるアーティストランスペース、後光(Gokou)による初の外部展示となるもの。後光は、ギャラリーでありながら住所は非公開、展覧会にはInstagramのDMを通じてのみアクセス可能とし、ポストコロナ以降の社会において、情報の過剰な整理や制度化から距離をとる姿勢により、新しい東京の表現の場所として注目を集めている。

後光を主宰するWaku Fukuiと、昨年12月に後光にて個展を開催したTaito Itateyama。この二人に共通するのは、現代を生きることでありながら、今を生きることが前景化した形として光を扱うという点にある。会場では、煙で満たされた空間のなかに、Wakuによるネオンの光の作品と、Taitoが写真集をめくるという行為から着想を得たライトパネル作品をはじめ、二人の共作による回転式スライド映写機で投影される光の像、Wakuによるネオンの光の彫刻が展示される。

東京のユースカルチャーを担ってゆく若手作家のコミュニティや表現の輪郭を、都市のなかで静かに浮かび上がらせる機会となる。

INFORMATION

Waku Fukui × Taito Itateyama 二人展「瞬き(MABATAKI)」

会期:2025年6月18日(水) – 6月22日(日)13:00 – 19:00
会場:THE PLUG(東京都渋谷区神宮前6-12-9)
アーティスト:Waku Fukui、Taito Itateyama
キュラトリアル・サポート / 企画協力:Rintaro Yamamomto
題字:Joe Takayamada

*オープニングレセプション:6月18日(水)18:00 – 21:00

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