ART 2021.04.30

ディジュリドゥ奏者/画家のGOMAによる個展。意識消失の際に見る光の風景を描いた作品群を2パートに分けて展示

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

ディジュリドゥ奏者として国内外で活躍する一方、2009年に遭った不慮の事故による高次脳機能障害発症後から絵画制作をスタート、以降は画家としても活動するGOMAの個展が恵比寿ACM GALLERYで6月4日から開催される。

GOMAが描くのは、発症後から時折起こる意識消失の際に見る景色をモチーフとして生み出された、独特な世界観と色彩感覚により表現された点描画の数々。本展では、その作品群を2つのパートに分け、前半の6月4日〜6月20日は意識消失後の深い場所、昏睡状況から半昏睡を表現した「意識がうまれる場所」のシリーズ、後半の6月22日〜7月11日は目が覚める前の半昏睡から意識が覚醒する際を表現した「意識はどこからくるのか?」のシリーズを展示する。

以下、GOMAによるコメントだ。

後遺症による意識消失〜回復というサイクルを繰り返す中で意識はどこから来るのかということに自然と興味を持つようになりました。身体はこの世界に在っても意識が無いと目を開けることすらできないのです。再生へと導くひかりを追いかけて自己宇宙を観察し続けてきました。消失する際の記憶はありませんが、回復時に意識が見る景色を時系列に展示したいと思います。
今回は会場が広くないので前期後期に分けていつもより長く37日開催することにしました。旅が難しい時代、自由自在な自己宇宙の旅を楽しんでいただけたら幸いです。

INFORMATION

GOMA展 2021

会期:2021年6月4日(金) – 7月11日(日)入場無料
会場:ACM Gallery(東京都渋谷区恵比寿西1-4-11 福隆ビル1F)
時間:12:00 – 20:00 ※最終日は16:00閉場、6/21は展示替えのため休廊

[コロナ対策について]
・マスク着用の上ご来場をお願いします
・入場時にアルコール消毒をお願いします
・人数制限をすることがあります

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