3/24(木)『やがて海へと届く』
監督舞台挨拶付き特別試写会プレゼント

Edit & Text_Shigemitsu Araki

3/24(木)『やがて海へと届く』
監督舞台挨拶付き特別試写会プレゼント

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主演に岸井ゆきの(『愛がなんだ』)、出演に浜辺美波(『映画 賭ケグルイ』)を迎えた、中川龍太郎監督(『わたしは光をにぎっている』)最新作。

親友が消息を絶ってから5年。
忘れないことで「ここにいない人」を悼んできた主人公に、次の段階へ進まなければならない時がやってくる。
彼女が心の穴を埋める旅で見つけた答えは……

あなたには今、この人が自分の目の前からいなくなったら引きずっちゃうだろうな、という人がいるだろうか?
一般的に「引きずる」という感情はネガティブにとらえられがちだが、たいがいそういうところに物語はある。
その人が好きだったもの、嫌いだったこと。どうでもいいけどどうでもよくない小さな幸せ、言えなかった秘密。
もうここにいないその人について知らなかったこと、いや、知ろうとしなかったことについても想いを巡らせるかもしれない。
この美しいタイトルをもつ作品は、そんな大切な人の「不在」の時間と空間を丁寧に手繰り寄せ、人が人を想う気持ちはそれらを超えることを静かに訴えかけてくる。

「親友の死」というテーマを折に触れ描いてきた中川監督が、残された者、去った者の双方からの視点でその「不在」を描き、一部に久保雄太郎と米谷聡美のアニメーションを取り入れて新たな表現に挑む意欲作。
映画のために書き添えられた東北のシーンなど、彩瀬まるの原作小説との違いも見所だ。
そしてこの映画の中心にいる、岸井ゆきのと浜辺美波。
二人の名前(「岸」「浜辺」「波」)が「海」につながるのも偶然にしてはできすぎている。
心のどこかに引きずっているものがある人も、あることに気づいていない人も、想像力をもって向き合うことで前に進むことができると教えてくれる、海のように残酷で優しく力強い映画だ。

INFORMATION

『やがて海へと届く』
舞台挨拶付き特別試写会

◆日時:3月24日(木) 開場17:45 /開演18:30
◆場所:ニッショーホール(旧ヤクルトホール 東京都港区東新橋1-1-19)
◆登壇者:中川龍太郎監督、しんのすけ(映画感想TikTokクリエイター)
◆ご招待人数:5組10名様ご招待

©2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会

【応募条件】
●試写会ご希望の方は、3月15日(火)までにEYESCREAM WEBの読者プレゼントフォームにて「『やがて海へと届く』 舞台挨拶付き完成披露試写会希望」とご明記の上、メールでご応募ください。
https://eyescream.jp/present/
●プレゼント当選のご連絡はメールでご連絡します。

【ご注意事項】
●キャンペーンの内容および賞品は、予告なく変更される場合があります。
●当選者は、本権利を他人に譲渡したり、金銭と交換することはできません。
●応募方法や抽選方法、当選についてのお問合せは受け付けておりません。
●当選者の方から頂いた個人情報(名前、住所、電話番号等)は、当社が別途定める個人情報保護方針に従い、取り扱うものとします。
●お預かりしたお客さまの個人情報は、当選通知および賞品の発送に使用します。
●お客さまの個人情報について、キャンペーンの共催者や協力会社に業務を委託する場合があります。
●法令等により開示を求められた場合を除き、お客さまの同意なしに業務委託先以外の第三者に開示、提示はいたしません。

『やがて海へと届く』

出演:岸井ゆきの 浜辺美波 杉野遥亮
中崎敏  鶴田真由 中嶋朋子 新谷ゆづみ 光石研
監督・脚本:中川龍太郎
原作:彩瀬まる「やがて海へと届く」(講談社文庫) 脚本:梅原英司
音楽:小瀬村晶 アニメーション挿入曲/エンディング曲:加藤久貴
配給:ビターズ・エンド ©2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会 126分
『やがて海へと届く』公式サイト:
https://bitters.co.jp/yagate/
4月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!

監督・脚本 中川龍太郎 プロフィール
1990年1月29日、神奈川県生まれ。詩人として活動をはじめ、高校在学中の07年に 「詩集 雪に至る都」を出版。やなせたかし主催「詩とファンタジー」年間優秀賞を最年少で受賞する。慶應義塾大学文学部に進学後、独学で映画制作を開始。監督を務めた『愛の小さな歴史』(15)で東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門にノミネート。翌年には『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(16)も同部門にてノミネートされ、2年連続の出品を最年少にして果たす。フランスの映画誌カイエ・デュ・シネマから「包み隠さず感情に飛び込む映画」と、その鋭い感性を絶賛される。『四月の永い夢』(18)は世界4大映画祭のひとつ、モスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、国際映画批評家連盟賞・ロシア映画批評家連盟特別表彰を邦画史上初のダブル受賞。さらに松本穂香を主演に迎えた『わたしは光をにぎっている』(19)がモスクワ国際映画祭に特別招待。『静かな雨』(20)が、釜山国際映画祭正式招待作品として上映され、東京フィルメックスにて観客賞を受賞した。

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