9月30(土)、10月1日(日)に町政100周年を迎える軽井沢にて行われた野外イベント「EPOCHS~Music & Art Collective~」。都会の暑さと喧騒から抜け、過ごしやすい気候で開放感のある大自然のもと初開催となった本フェス。YOSHIROTTENや遠藤治郎らによる空間演出と、9組のアート作家たちの作品、TempalayやSTUTS、海外よりLeo王+雷撃L8ching+雲端司機 CLOUDRIVER やYONLAPAなどの多くの出演者たちによるGOOD MUSICが融合し大盛況のまま幕を閉じた。本記事ではその様子を写真と共に振り返る。
Photo by Daiki Miura
標高約1000Mに位置するライジングフィールド。都心より一足先に夏を抜け出した軽井沢に特設された会場にはメインステージのGRAVITYと自然に囲まれたROOTS、山を流れる川に特設されたNAGISAの全3ステージが登場。BIMやWONKをはじめ、Leo王+雷擎L8ching +雲端司機 CLOUDRIVER、DANIEL WANG、そして一日目、二日目それぞれのトリを努めたSTUTSとTempalyを含めた総勢36組のアーティストがライブパフォーマンスを披露し終始盛り上がりを見せていた。
TOWA TEI / Photo by renzo
フードブースでは地元の飲食店が信州の食材をふんだんに使用した料理を販売。普段はなかなか味わうことができないフードをまとめて楽しむことができる貴重な機会となった。すぐ隣ではスマッジスティックやキーホルダーを作ることができるワークショップも開催されていて、軽井沢を堪能できるコンテンツもEPOCHSの魅力の一つだろう。
音楽と並びメインテーマであるアートも充実。羊喘兒やRIKO MATSUYAMAといった国内外9組のアート作家の作品が並び、それぞれが独自の世界観を表現。
そして圧巻だったのは日没後。空間演出をディレクションした遠藤治郎やキービジュアルを担当したYOSHIROTTENらの手によって会場は昼とはまた違う顔を魅せた。各ステージや至るところに設置されたエモーショナルな照明に音楽や展示されたアート作品が溶け込み最大限五感を刺激する至福の空間が広がっていた。
折坂悠太 / Photo by Rintaro Kanemoto
今年が記念すべき第一回となった「EPOCHS~Music & Art Collective~」。大型フェスの開催は実に37年ぶりという軽井沢の地で見事に音楽とアートを融合させてみせた本フェスが来年以降どんな進化を遂げていくのか今から楽しみだ。
Tempalay / Photo by renzo