INFORMATION
Brooklyn Projects Japan
Brooklyn Projects Japan 東広島店
広島県東広島市八本松東6丁目1-1
082-496-8399
https://www.instagram.com/brooklynprojects_hh/
BrooklynProjects Japan (BP)
広島県広島市中区袋町7-3 住田ビル1F
https://www.instagram.com/brooklynprojects_jp/
ストリートカルチャーというのは言うまでもなく街の中で育まれるものだ。それは時代がどんなにSNSに特化して仮想世界が発達しても変わらない。人が顔と顔を突き合わせて交流することによって生まれた文化には偏りがあり、それが個性となる。
そんなストリートの個性が生まれる場所に必要な、いや、あってほしいな、と願うように思うのがスケートボードやインディアートにインディミュージック、あと、それにまつわるスポット(お店など)だったりする。
そして、その2つの掛け合わせが特に独特の光を発するのは、実はローカルタウンだったりするわけだ。「SCENE」は、そこにしかないものを、そこに住む人が、そこにしかない環境で何気なく表現していく、そんなあり様を伝えるランドスケープになればと思う。
フォーカスするのは広島県のスケートボードショップ/スケートパーク、Brooklyn Projects(ブルックリンプロジェクト)。
Brooklyn ProjectsはLAのメルローズに本店を持つ広島のスケートショップだ。スタートしたのは2002年にドミニク、マーフ、ひろさんによって創設。ドミニクはM-TVで番組の司会をしたり、Def JamやBeastie Boysといった超・超・超大物アーティストのマネージャー経験を持つ人物。Brooklyn Projectsには前段となるBrooklyn Houseという伝説的なスケートショップがあり、そこにはエリック・コストンやチャド・ムスカといったレジェンドスケーターがスポンサー契約なしでショップライダーとして名を連ねていた経緯がある。また、当時は世界的にもストリートカルチャー黎明期。何が言いたいのかというと、それだけリアルなストリートカルチャーのサンクチュアリであったということ。
そこにいたひろさんが、2005年に自身の地元、広島にBrooklyn Projects Japan(以下、Japanは割愛)としてショップをオープンさせることになった。
今回、Brooklyn Projectsとその周辺カルチャーについて解説してくれたのが、そのひろさん自身だ。
さて、ここからは広島のBrooklyn Projectsを見ていきたい。現在は2つのスポットがあり、広島市にはアパレルやデッキ、スケートシューズをメインに扱うショップ。東広島市の八本松東にスケートパークがある。まずは東広島にあるスケートパークはどんな場所か。
「今の場所にスケートパークができたのが2022年。周辺に住む地元のキッズにスケボーを楽しんでもらいたいという思いもあってオープンしました。パークでは無料体験会を頻繁に行なっていて、子供たちにとって、この場所がカルチャーの入り口になれば、と考えています」(ひろさん)
隣には在来線の線路がある場所に位置する屋内スケートパーク。中に入ると、日本ではないような異国感のある作りだった。
このスケートパークの運営には、東広島市も協力していて、近辺の学校にフライヤーを置いたり、街全体でスケートカルチャーを盛り上げていこうとする雰囲気があるようだ。市内には屋外スケートパークがあったり、現在も大きなパークを建設予定ということで、東広島市が一躍スケートの街になっていくかもしれない。
入り口から向かって右手にはショップスペースがあり、Brooklyn Projectsのアパレルやスケートシューズ、デッキ等が置かれている。特にNIKE SBのものはレアなものもあって、とりあえずスケートに必要なものが一式揃う感じ。レジにはBPのフィルマーでもあるスタッフのIssaさんがいて、親切に応対してくれた。
スケートパークにクルーザーデッキで入ってもらったのは、パークから徒歩5分ほどの場所でジュエリー&ライフスタイルショップ、RECEPTIONを運営するHisaさん。昔から、Brooklyn Projectsに通い、スケートが趣味というオーナーだ。
「もともとは広島市内のBrooklyn Projectsではたらていた経緯があり、2012年にショップをオープンさせました。子供から大人まで、プレゼントとしても喜ばれるようなものから、ジュエリーまで幅広く扱っています」(Hisa)
貴重なジュエリーもあれば、傍にはウィールが置いてあったりと、オーナーのルーツが感じられる落ち着いた空間がそこにあった。お店の入り口にはBrooklyn Projectsのロゴも。
お昼過ぎ頃、広島市内のショップ、Brooklyn Projectsへ移動。置かれている商品を一望できる作りが特徴的な店内。ここでもBrooklyn Projectsのオリジナルグッズやアートなどが置かれており、ならではの空気感ができている。
「この場所に集まるのはスケーターだけではなくフォトグラファーやラッパーまで。もうお店自体が広島を示すカルチャーになっていると思います。Brooklyn Projectsという器に、ジャンルレスで面白い仲間が集まってきているような場所です」(ひろさん)
外にはベンチが置かれ、ショップを取り巻くクルーがどこからともなく集まっていた。会話を楽しんだり、デッキテープを貼り替えるなど、思い思いに過ごす時間がゆっくりと流れていた。よく晴れた日に、このベンチで仲間とのんびり過ごすのは何とも楽しそうだ。ということで、集まっていた面々の記念写真を。
スケートパークとショップという2つの形態で展開されているBrooklyn Projects。今後はどういった活動を行なっていくのか。
「BP(Brooklyn Projects)としては、とにかくスケーターの人口を増やしていくことを考えていますし、そのためにできることがあるのなら何でも実行していきたいと思います。これまでスケボーにいろんなことを教わってきて生かされてきたので、その恩を返さなくてはいけないですからね」
とひろさん。
Brooklyn Projects出身のプロスケーターの登場はいつだろうか。もしかしたら、数年後のオリンピックに、東広島出身のスケートヒーローが出場しているかもしれない。
はたまた、この場所をきっかけに音楽やアート、ファッションなどのサブカルチャーを知って、その道へ進むキッズが出てくるかもしれない。
そんな未来へのワクワクが詰まったBrooklyn Projects。この機会に是非知っておいてもらいたい。
INFORMATION
Brooklyn Projects Japan 東広島店
広島県東広島市八本松東6丁目1-1
082-496-8399
https://www.instagram.com/brooklynprojects_hh/
BrooklynProjects Japan (BP)
広島県広島市中区袋町7-3 住田ビル1F
https://www.instagram.com/brooklynprojects_jp/