世界レベルの1on1ブレイキンバトル「Red Bull BC One 2025」のワールドファイナルへの最後の出場枠を争う「Red Bull BC One Last Chance Cypher 2025」が、11月7日（金）に渋谷Spotify O-EASTにおいて開催。そのアフターパーティーにおいて、1980年代から活躍するB-Boyであり、ヒップホップ界のレジェンドであるJ.Roccの来日も決定した。

世界最高峰の1on1ブレイキンバトル「Red Bull BC One World Final」が9年ぶりの日本開催。世界トップクラスのB-Boy、B-Girlが両国国技館に集結する

「Red Bull BC One 2025」のワールドファイナル、いわゆる世界大会決勝が今年は日本・両国国技館で11月9日（日）に開催されるわけだが、その前々日に開催されるのがこの「Red Bull BC One Last Chance Cypher 2025」。世界24カ国と2つの地域から各国大会を勝ち抜いたトップダンサー、総勢52名（B-Boy 26名 / B-Girl 26名）が集結して、男女各4名の“世界への切符”をかけて激突するというものだ。日本からは今年、B-Boy harutoとB-Girl Cocoaが出場し、ワールドファイナル出場権の獲得を目指すことになる。

L→R / B-Boy haruto、B-Girl Cocoa

そして同大会終了後には、J.Roccをはじめとして、DJ KOCO aka SHIMOKITA、Aru-2、Olive Oilをはじめとする豪華アーティストによるアフターパーティーが同じくSpotify O-EASTにて開催される。

1980年代にB-Boyとして活動を開始し、同時期にDJのキャリアもスタートさせたJ.Rocc。当時のシーンでは、誰もがブレイキンやDJなどヒップホップのすべての要素に挑戦しており、彼も地元カリフォルニアのオレンジカウンティの仲間と毎週末ガレージに集まっては一日中練習を重ねていたという。DJとしての活動を広げて以降も、ブレイキンシーンと深い関わりを持ち続け、現在では世界を代表するターンテーブリスト／DJとして、ダンサーやオーディエンスを熱狂させ続けている。

J.Rocc

ヒップホップの4大要素とはつまりDJ、MC（ラップ）、グラフィティ、ブレイクダンス。この11月7日（金）は、ヒップホップカルチャーを存分に体感できる1日となることだろう。