CULTURE 2018.05.21

青空の下、渋谷を思いっきり楽しむ“シブヤスカイフェス”レポート

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

4月28日、数字で読むと「4(し)、2(ぶ)、8(や)」の日。
渋谷から世界に誇る文化やプロダクトを発信するべくリリースした世界初のマカ配合クラフトビール「シブヤビール」制作チームが企画運営する“渋谷のコンテンツや魅力を詰め込んだ“『シブヤスカイフェス』が東急本店屋上にて開催された。

イベント当日は春満開快晴の気候。
渋谷を中心にコンテンツやプロダクトを発信する企業、アーティストなどが勢揃いし開催された。イベントのオープニングを飾ったのは、渋谷・代々木上原にてランニングステーション・トレーニングスタジオ・カフェを構える「&MOSH(あんどもっしゅ)」の企画のもと開催された街ランイベント「渋谷ラン」。代々木公園をスタートし渋谷街並みを通り、シブヤスカイフェス会場まで参加者と共に楽しながら走るという企画だ。
ラン終了後会場に集まった参加者たちはシブヤビールを飲みながら会場の雰囲気を楽しみ、ランニング好きタレントとしてコーチの資格も持つ「中村優」さん、ランニングマガジン「走るひと」編集長・上田さん、&MOSHプロデューサー上田さんによるトークイベントが行われ、渋谷初の街ランイベント、都心を走ることの魅力について語られた。

お昼を迎えた頃の会場ではフードスペースにて幡ヶ谷の人気カレーショップ「青い鳥」と、食べた人の運が開かれるとテレビでも話題の“開運飯”を手がけるよしもと芸人「ボルサリーノ関」による『開運重ね煮カレー』などが販売され、一時長蛇の列なっていた。
次に開催されたのは全国をバンドワゴンで旅をしながら1年間のほとんどをライブしながら生活するという超“現場”趣向のアイドルバンド「絶叫する60度」のミニライブ。
メンバーでありフロントマンであるヴォーカルの魁(かい)はMCにて、「活動初期の拠点となった渋谷に恩返しが出来て嬉しい!みんな最後まで着いて来い!」とアイドルらしからぬラウドで激しいその音楽性そのままに集まった熱狂的ファンを煽っていた。

イベントも中盤に差し掛かった頃、渋谷が世界に誇る文化が復活を発表された。
90年代ギャルカルチャーを牽引し日本国内のみならず世界中にも影響を与えた雑誌「egg」がWEBで復刊されること記念し、新たに結成されeggモデルたちによるファッションショー、2018年度版にアップグレードされたパラパラダンスが披露され、新たな渋谷ギャルカルチャーの可能性が感じられた。
ギャルの次に登場したのは渋谷を代表する文化「ラップ」を代表し、近年注目の集まるフリースタイルラップバトル番組「フリースタイルダンジョン」でも活躍するラッパー“ACE”と“掌幻”によるゲリラ的ストリートラップイベント「渋谷サイファー」。
各々のライブ楽曲を披露しつつ、その場で思いついたリリックを重ね合い、時に観客よりお題を引き出し即興でラップする様は、フリースタイルラップの醍醐味を知らない人間にもその魅力を存分に見せつけていた。

さらに続いて、渋谷3丁目発アイドルユニット「シブサンプロジェクト」のライブも披露された。
夕日も沈み、最後にステージに立ったのは渋谷宇田川町に15年以上前より根付くカフェ&バー「宇田川カフェ別館」より、ハウスバンドであるFUNK,SOULバンド「宇田川別館バンド」。
渋谷に根付き渋谷を愛す彼らは、同じく渋谷を代表するプロダクトであるシブヤビールをオマージュしたリード曲でありソウルフルなディスコナンバー「Moonlight Beer Hall」を皮切りに、スペシャルゲストに「かりゆし58」のヴォーカル・前川真悟を招いた楽曲を披露し大いに観客を沸かせていた。
最後には、渋谷を心底愛する彼らが渋谷で繰り広げられる様々な出来事を歌った新曲「Shibuya Is My Town」の楽曲披露と共にMV撮影も同時に行われ集まった観客たちも参加し、大団円となった。
渋谷で生まれたカルチャー、商品、アーティストなどとことん“渋谷産”にこだわった本イベントは今後も渋谷の文化発信を担っていくため続けられていくそう。

宇田川別館バンド Moonlight Beerhall

INFORMATION

シブヤビール

http://www.udagawacafe.com/shibuyabeer/

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