CULTURE 2019.01.13

伝説のボクサーロッキー、シリーズ全7作品・1976部限定写真集「Rocky: The Complete Films」発売

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

言わずと知れたロッキー現象は、2006年の「ロッキー・ザ・ファイナル」までの6作品に及び、2015年の「クリード」ではシルベスター・スタローンがアカデミー賞にノミネートされた。
そんなシリーズ全7作品の全世界限定写真集「Rocky: The Complete Films」がこの度発売。

シルベスター・スタローンMGMの協力で、スタローンのサイン入りの本書は、「クリード」までの全ロッキー作品を網羅。
有名なスポーツ写真家のニール・ライファーによるものも含め、多くの撮影時の写真と、アカデミー・ライブラリーやMGMのアーカイブからの貴重な資料で、映画史に残る傑作と永遠のアクションヒーローを1冊にまとめた。スタローンによる序文と彼のキャリアを語る当時のインタビューなどで、映画では見ることのできないロッキーのキャラクターをつくる執念、ファイティングスピリット、情熱の裏側と、作品に迫っている。

ロッキー・バルボアは、世界と戦い勝利したフィラデルフィアのアイコン。オリジナルの「イタリアの種馬」とは、ボクシングで劣勢を跳ね返したガッツのファイターであり、映画ビジネスで無一文から大金持ちになった伝説である。
シルベスター・スタローンが、情熱的なタイトルとキャラクターを1976年に解き放って以来、映画史に残る成功物語として、その地位を築いてきたのだ。

ロッキーの物語は、モデルとなったボクサーのそれと同じくらいエキサイティングである。低予算で、無名のスタローンが脚本を書き、主役を演じた作品は、一夜のうちに熱狂を生みだし、莫大な興行成績をたたき出して、3つのオスカー像を手にし、スタローンを世界的な俳優、脚本家、監督に変えてしまった。

その語り継がれる、熱い伝説が詰まったこの一冊は、1ページ1ページまさにファンには堪らない珠玉のものだろう。

また1975年ごろに書かれたロッキーについてのスタローンの手書きのノートの複製が付録。それは、劇中の会話や撮影のアイデアが書かれたものであり、使われなかったエンディングについても触れられている。「これは思いついた全てのアイデアであり、これを元にロッキーを書いた」と語っている。

世界、限定1976部ということで、気になる方はぜひ手に入れるべき。

https://www.taschen.com/pages/en/catalogue/film/all/03144/facts.rocky_the_complete_films.htm

INFORMATION

Rocky: The Complete Films

$1,000
世界限定 1976 部
コレクターズ・エディション (No.51-1976)
シルベスター・スタローンの直筆サイン入り
スタローンが1975年に描いたFinding Rocky のプリントつき

スタローンの手書きノート複製版つき
写真家ニール・ライファー撮影のプリントつきアートエディション(No.1-50)も後日刊行予定

ハードカバー、クラムシェルボックス、 29 x 44 cm 、380 pages
英・独・仏語(3カ国語併記)版Finding Rocky (1975) プリント
スタローンのノートブック複製版20.3 x 28 cm 、36 pages
978-3-8365-4999-8

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