来る東京オリンピックからスケートボードが正式競技に決定している今、改めてストリートにおけるスケートカルチャーがどんな姿をしていたのかを振り返りたい。本特集ではスケーターだけではなくスケートカルチャーに関係するクリエイターも含め、OGからユース、シーンの中核にいる人物まで、NYを中心として総勢24組を取材した。
EYESCREAM WEBでは、2020年2月1日に発売されたスケート特集号「PORTRAITS of SKATEBOARDING in 2020」より、特別にその一部をお伝えする。
PORTRAITS.001 / Ari Marcopoulos
「すべてはストリートが原点」
90年代のストリートとスケート。アリ・マルコポロスは、その歴史を記録し続けてきた写真家だ。「当時NYでみたものをリアルにドキュメントした」と語る、2005年発表の写真集『OUT&ABOUT』はストリートのバイブル。過去から現在まで、いかにスケートを記録し、これからを記録していくのか。
-これまでに経験してきたスケートシーンは何を与えてくれましたか?
オレが実践するすべてのことを、自分の思うがままに自由にやる。そんな生き方を教えてくれた。
-過去を振り返ったときに、もっとも鮮明に覚えているのはどんな出来事ですか?
オレはもっとも鮮明に覚えている1つの出来事、というようには考えない。なぜなら、オレが見てきたすべてが素晴らしい経験だったからね。それを1つだけの鮮明な出来事として選ぶ必要はないじゃないか。ただ、ブルックリンバンクスでハングアウトしたのは最高だったが。
-90年代と今ではシーンは変わったと思いますか?
今のスケートシーンのことは、そんなに深くはわからない。でも、ハードコアなスケーターは90年代も今も同じさ。時代が変わっても常に彼らはストリートにいるんだ。現在のNYだったらGangcorpの連中がいいね。サンフランシスコであればGX1000のヤツらかな。
-ストリートとスケートはどんな関係があると思いますか?
すべてはストリートが原点。
インタビュー本編はEYESCREAM No.174 “PORTRAITS of SKATEBOARDING in 2020″の誌面からどうぞ!
INFORMATION
EYESCREAM No.174
2月1日(土)発売
PORTRAITS of SKATEBOARDING in 2020
-スケートカルチャーの未来へ送る言葉-
出演者:Ari Marcopoulos, Steve Rodriguez, Adam Zhu, Akira Mowatt, Shredmaster Keith, Shawn Powers, Peter Sutherland, Beatrice Domond, Johnny Wilson, Caleb Barnett, Kader Sylla, James Rewolinski(Labor Skateboard Shop), Chrystie NYC, Duron Simons(Gang Corp), Jack Greer(IGGY NYC), Homies Network, Alex Corporan, Canal New York, Wasted Youth SKATEBOARD, Daiki Hoshino, Kento Yoshioka
Back Cover:HUF SPRING 2020 COLLECTION
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