printing my culture@PAJA STUDIO
001:youth no yousu

photography_Takaki Iwata Text&Edit_Maho Takahashi

printing my culture@PAJA STUDIO
001:youth no yousu

photography_Takaki Iwata Text&Edit_Maho Takahashi

「それどこのTシャツ?」好きなバンドのTシャツや古着屋で見つけた一枚、イケてるあいつが作ったものから、よく行くカフェのオリジナルまで…着ているTシャツには、その人のカルチャーが表れるもの。アパレルブランドのみならず個人でオリジナルアパレルを作る人が増えている今、本企画では改めてシルクスクリーンプリントの魅力や手法を3回にわたって紹介する。

教えてくれるのは、神宮前に構える新鋭プリントスタジオPAJA STUDIO(パハ スタジオ)。オープンから1年を迎えた同スタジオは、さまざまなクリエイターやブランドのプリントを手がけるほか、自らデザインしたアパレルも展開している。

第一回は、初級編の「単色刷り」を紹介。同スタジオを利用するスケートクルーyouth no yousuよりイシイユウトを迎え、彼のデザインしたクルーのTシャツを刷っていく。

PAJA STUDIO × youth no yousu

PAJA STUDIOのメンバーとイシイユウト(写真一番右)

簡単に説明するとシルクスクリーンとは、メッシュ状の版にデザインを形どった穴をつくり、その穴からインクを落としてプリントする手法。主に、版、インク、スキージー(ヘラ)の3点があればプリントできるという手軽さからTシャツ制作などによく用いられている。一つの版でインクの色を変えられるのも特徴だ。

スタジオ中央に佇むプリント台は、最大6枚のボディをセット可能で、台を回しながら次のボディに版を降ろし刷り上げる。「版とTシャツの位置を合わせることは大事です」。(PAJA STUDIO/以下同)と、丁寧に位置を確認すると大胆にインクを乗せ、手際良く伸ばしていく。基本的に一つのデザインに対して、Tシャツをセットして刷る人と、乾かして畳む人の二人組で作業するとのこと。

「シルク自体は大学時代から遊びでやってて。最初は“Tシャツくん”っていう簡易キットで、イベント用に刷ったりしてましたね。刷るときは滲まず綺麗な線出せるように気を付けています」。インクの乗せ方やプリントの厚さは、グラフィックのテンションによって変えるそうだ。

刷り終えると、台から取り外し乾燥機へ。「乾燥機は温度を一定にするために作業中はつけっぱなし。基本は150℃台をキープしてるけど、Tシャツとの距離を近づけたりして調節もできます」。自宅などで行う場合はドライヤーで乾かしてもOK。

イシイユウト曰く「ロゴは丸っこい感じのイメージで、あえて手書きのゆるさを残してます」というデザインは、シンプルながら一度見たら忘れないキャッチーさが今っぽい。昨年春より始動した同クルーは、youth no yousuという名前の通り、スケートしてるところや遊んでる様子をInstagramやYouTubeで公開している。今後リリースされるプロダクトはもちろん、彼らの動向はチェックしていきたいところだ。

なおこちらのTシャツを、1名様限定でプレゼント! 応募方法は下記よりご確認を。


〈応募方法〉PAJA STUDIO(@pajastudio)、youth no yousu(@youthnoyousu)、EYESCREAM(@eyescream_mag)をフォローの上、@eyescream_mag宛にDMください。当選発表は@eyescream_magよりDMにてご連絡いたします。応募期限は10月31日まで。サイズ:L

PAJA STUDIO
渋谷区神宮前2-14-7 #103
Instagram:@pajastudio

youth no yousu
Instagram:@youthnoyousu

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