From Town to Sea with VANS.01 ーTAIKINGが海で履くVANSのBOOTS SNEAKERー

Photograph_Riki Yamada, Styling_Yoh U, Hair&Make_Masaki Takahashi, Edit&Text_Ryo Tajima [DMRT]

From Town to Sea with VANS.01 ーTAIKINGが海で履くVANSのBOOTS SNEAKERー

Photograph_Riki Yamada, Styling_Yoh U, Hair&Make_Masaki Takahashi, Edit&Text_Ryo Tajima [DMRT]

VansからBOOTS SNEAKER(ブーツスニーカー)が発売されているのだが、このシューズが街でもアウトドアでも活躍する仕様になっている。汚れの付きにくい撥水加工を施したアッパー素材に防滑デザインのアウトソール、防水性や保温性を兼ね備えた高機能モデルもラインナップしており、デザインもちょっと山・海っぽい(けど、シンプルで良い感じ)。それでいて柔らかな履き心地なもんだから、とにかく履きやすいモデルなわけだ。
このシューズを紹介するにあたって、2人のアーティストにコーディネートに取り入れてもらい、実際に音楽を奏でてもらった。
1人めはTAIKING(Suchmos)。9月に1stアルバム『TOWNCRAFT』を発表し、11月21日、22日、27日と東名阪ツアーを敢行予定。そんなTAIKINGはやっぱり海で撮影したい。ということで向かったのは湘南。ローカルなビーチをギター片手に巡ってもらった。

Vansは自然と生活に入り込んでくる

ー普段からVansのスニーカーは履きますか?

TAIKING:履きますね。個人的にはSLIP ON(スリッポン)とか、定番モデルが好きです。リラックスして履くことができますからね。ライブの時も家からステージまでそのままのスニーカーで行っちゃいますね。それこそSuchmosの初期の頃はスケボーをやっていたので普段から履いていましたし、ファッション的にも常に側にありました。それぐらい馴染みのあるブランドで自然と生活に入り込んでくるブランドだと思いますね。

ー今回はVansのBOOTS SNEAKER(ブーツスニーカー)を着用していただきましたが、いかがでしたか?

TAIKING:僕は大好きですね。ちょっとVansっぽくないデザインですけど、実際に履いてみると、すごく足にフィットするし、ゴツゴツした見た目ですけど、海や山だけではなく、日常的に街履きとしても使えそうですね。やっぱりシンプルなデザインのスニーカーはコーディネートへスタイリッシュに溶け込んでくれるので、今日の着こなしにも馴染みやすかったと思います。特にアウトドアシーンでも活躍しそうなので、オールマイティな1足だと思います。

ーちなみに今日の撮影場所は海を選びましたが、TAIKINGさんと言えば海のイメージが強いです。

TAIKING:そうですね。個人的には、海を特別意識してるわけでもないんですが、そういう印象を持たれることが多いですね。それ自体は嬉しいことです。自分ではわからないんですが、Suchmosの頃はシティのイメージを持たれることが多かったように思います。だから、ソロとバンドで撮影場所の候補地に差が出てくるというのも、なんだか面白いなぁと。

“TOWNCRAFT”に込めた みんなで音楽を作っていきたいという思い

ーそれは、TAIKINGさんが表現している音楽に関係があるものだと思いますか? ソロだからこそ自然な場所のイメージが持たれるというか。

TAIKING:それは思います。自分がソロでやっている音楽を俯瞰してみると、どこか田舎っぽいというか、シティよりはタウンという印象なんじゃないかと、最近は思い始めてます。そういうタウンっぽさが表れているのが自分の音楽の特徴なのかなと思っていて、9月21日にリリースしたファーストアルバム『TOWNCRAFT』にも、タイトルに“TOWN”という言葉をチョイスしたんです。

ーそういう意味では、『TOWNCRAFT』は海や自然といったカントリー調のイメージが強いのですが、そういった要素を意識的に作品へ反映していったんですか?

TAIKING:自然とそうなっていったんですよね。最初はシティっぽい曲を作ろうとしていたんですけど、完成してみるとシティにはならないんですよね。結局タウンになっちゃいます。けど、完成して聴いた時に、どこかの街で起こった1日のドラマというか、のどかなロケーションの感じが浮かんできましたね。今回はファーストアルバムなので、聴いてくださるファンの方や関わってくれる方と一緒に、そういう街を作り上げようっていう意味で“CRAFT”というワードを付けました。

ーこれから、リスナーと一緒に自分たちのタウンを作り上げていこうという気持ちが表現された作品なんですね。

TAIKING:そうですね。やっぱり僕はレコーディングよりもライブの現場が好きなので、実際にお客さんと会って濃密な時間を過ごして、そういう時間を共有できるのが自分のミュージシャンライフの中ですごく重要ですね。色んな人とシェアできるものをたくさん表現していきたいと思います。

ー11月にはファーストツアー『TOWNCRAFT』も予定されていますが、ライブ以外にファンと何かシェアできるものを考えていたりするんですか?

TAIKING:ありますね。ライブ終演後にCDを購入してくれた人、持ってきてくれた人を、もう1回ライブハウスに入ってきてもらって、新曲を弾き語りでやろうと思っています。言うなれば、アフターライブみたいなことをお客さんとシェアできたら面白いかなと思って。あとは、未発表の新曲を出来上がったら、それをすぐに聴いてもらう抽選会をやろうと考えています。本当に、そういうことばっかり、普段からずっと考えているんですよ。

ーまさに、お客さんとの距離が近いTAIKINGさんならでは企画ですね。

TAIKING:そうかもしれないです。堅苦しいのは嫌なので、ラフな感じで楽しくやれたら最高ですね。今日の撮影で弾いた「Holiday」も弾き語りをしたのは2回くらいなんですよ。そんな風に、お客さんに聴いてもらうときも、しっかり練習して準備するというよりも、お酒でも飲みながら、みんなとフラットな距離感で共有していけたらいいなと思いますね。練習もあんまりしないと思うので、演奏を間違えちゃうかもしれないですけど(笑)。

コート¥99,000(LQUARTET/TEENY RANCH tel_03-6812-9341)、ネルライダースシャツ¥39,600(Old park/HEMT PR tel_03-6721-0882)、Tシャツ¥14,300(SEVEN BY SEVEN/Sakas PR tel_03-6447-2762)、デニムパンツ¥41,800(SUGARHILL/4K tel_03-5464-9321)

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