“チャリ”。改めて考えればロマンのある乗り物だと思う。ほとんどの人が初めて操縦できた乗り物が自転車なんじゃないだろうか。いやさ、なにさ、オレはスケートボードさ。っていう生粋のKIDSもいるかもしれないが。

さて、ここ日本のストリートにも浸透しているブランド、CHARI&CO（チャリアンドコー）の2017年AWコレクションビジュアルが発表された。その内容は以下の通り。

CHARI&CO、何より気になるのは、ブランド名だ。“チャリ”。その名が示す通り、同ブランドは2008年にNYのダウンタウン、Lower East Sideでスタートしたチャリ屋だ。ディレクターはYuki Goto氏。最初は小規模な店構えであり、日本人ならではのきめ細やかなサービスを展開、NYっ子の信頼を獲得していった。2009年にはシャツなどアパレルもリリース。そのプロダクトに見られるアクティブかつポップなデザインにはフレッシュなアート感が漂っており、ファブリックや高品質な仕上がりがファッショニスタの注目を集め、カルチャー感をまとったブランドとして広く認知されていく。
今ではストリートに。自転車好きに欠かせないウエアだ。

以下が同時に公開されている動画ビジュアル。

CHARI&CO – 17 FALL LOOK VIDEO CAMPAIGN

NY、東京と、都市の移動は自転車が便利。特に東京では駐車場問題もあるし、スポーツとしても楽しめる、として今では車やバイクではなく“あえてチャリに乗る”という人も多い。実際、ビルとビルの合間やタクシーで混雑する車道をスーッと駆け抜けていくのは実に爽快な気分になる。この潮流はファッションシーンにも浸透しているように感じられる。

何よりCHARI&COのプロダクトには“チャリ愛”を感じさせる。自転車を楽しむ人はもちろん、都市に生きるアクティブなライフスタイルを送る人にオススメしたい。