BEAMSとスペースシャワーTVによる共同プログラムPLAN B。2016年に映像配信コンテンツとして始まった同企画は、2021年よりインスタグラムをプラットフォームに、アップカミングなアーティストのB面から、彼らの音楽性やクリエイティブの源に迫っていく「#PLANB_FOCUS」を始動させた。その特別編として、同コンテンツに登場した面々を迎えたインストアライブ「#PLANB_FOCUS SPECIAL LIVE」を去る2月16日(木)に開催。ライブアクトとして、Cody・Lee(李)、Grace Aimi、MIZの3組が出演した。ここでは、その模様をフォトレポートでお届けする。なお現在発売中の雑誌EYESCREAM No.185にも掲載しているので、合わせてチェックを。
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40名限定の招待制で行われた今回。会場に招かれた幸運なオーディエンスたちのほか、ライブ配信が行われたこの日は、一万人を超えるリスナーが画面越しに見守る中、MIZの弾き語りからスタートした。拍手で迎えられたMIZは『今日はようこそお越しくださいました。楽しんでください』と「パレード」を披露。
息の合った歌声と、優しいアコースティックの音色が会場を包み込む。MCでは「#PLANB_FOCUS」で訪れた浅草のエピソードを振り返りつつ、最後は一曲目と同様に彼らの出身、八丈島の方言を用いた曲「ようらん」を歌い上げた。島の言葉で“ゆっくり”という意味の通り、スローなリズムで観客を揺らせた。
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1. パレード
2. 君に会った日は
3. Where did you go?
4. 芝生
5. バイクを飛ばして
6. ようらん
2組目はCody・Lee(李)が登場。今の季節にふさわしい「春」で始まると、高橋と尾崎による心地のよいハーモニーを響かせる。かと思えば『店内ですが、たくさん踊っていただけると助かります!』と「冷やしネギ蕎麦」、「DANCE風呂a!」では、オーディエンスを踊らせ、一体感を生み出した。
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MCではそれぞれのスタイリングテーマ(この日はBEAMSのアイテムをメンバーがセルフスタイリングした)を紹介しながら、各々のBEAMS愛を語った。そしてラスト、彼らのアンセムの一つ「我愛你」では、激しいセッションでフロアを大いに盛り上げた。
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1. 春
2. 冷やしネギ蕎麦
3. DANCE風呂a!
4. 我愛你
5. When I was cityboy
そしてラストを飾るのは、Grace Aimi。バックDJにKeemを迎え、「If」をグルーヴィに歌い上げると、『今日は寒いので、みんなで踊って熱くなって、熱いまま帰れたらと思います。』という言葉の通りアップテンポな「Karaoke Queen」で観客をノせていく。
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一転して高校生の時に描いたという「True Feelings」では、メロウなサウンドに乗せてエモーショナルにパフォーマンスした。そして最後は城卓矢のカバー曲「骨まで愛して」を披露。『私のおじいちゃんとおばあちゃんが初めて踊った曲』と自身にとっても思い入れも深いこの曲で、熱くクールに締めくくった。
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1. If
2. Karaoke Queen
3. What’s Perfect?
4. True Feelings
5. Eternal Sunshine
6. 骨まで愛して
なお「#PLANB_FOCUS」では、この日出演した3組に加えて、様々なアーティストが登場。毎回アーティストにゆかりのあるスポットや行きたい場所へ訪れ、インタビューやQ&Aを掲載しているので、PLAN BのInstagram(@planb_mag)からチェックしてほしい。
INFORMATION
PLAN B
アーティストの[B面]を探る、音楽と映像の実験場。
それが、BEAMSとスペースシャワーTVとの共同プログラム「PLAN B」。 PLAN Bが求めるのは、アーティストのいつもの姿=A面ではなく、新たなる側面=B面。現在の音楽シーンを彩るユース・クリエイターたちによる、見たことのないコラボレーション・プログラムだ。
番組の企画書は白紙。僅少な時間と予算を除けば、自由度は無上。これを制約と捉えるか、無法地帯と捉えるか?すべてはアーティストの手に委ねられている。
今しかできない表現へと挑む先に見えるものとは、一体……?
HP:
https://www.beams.co.jp/special/plan_b/
Instagram:@planb_mag
Twitter:@MagPlanb