小袋成彬が、3年ぶり4枚目となるフルアルバム『Zatto』を2025年1月15日にリリースする。

2019年以降、ロンドンを拠点に活動する小袋。キャリア初の自主リリースとなる本作は、“ジャズやレゲエ、ダブ、ラテンなど多国籍な音楽と日本語の美しさが融合した、ジャパニーズソウルの可能性”を感じさせる内容になっているという。Samphaのサポートバンドでベースを弾くRosetta Carrや、KokorokoのドラマーAyo Salawu、Nala SinephroのサポートピアニストでもあるLyle Bartonなど、ロンドンの音楽シーンで活躍するミュージシャンが数多く参加するほか、ミキシングエンジニアはD’Angelo『Voodoo』や Erykah Badu『Mama’s Gun』などを手掛けたグラミー賞エンジニア、Russell Elevadoが担当している。

リリースに合わせて、バンドを率いてのライブとしては2年8か月ぶりとなる全国ツアーの開催も決定。大阪を皮切りに名古屋、福岡、北海道、東京の5都市を回る。本ツアーのチケットの先行発売もスタートしている。

以下、小袋のコメントだ。

ロンドンのジャズミュージシャンたちと一緒にセッションをしながら曲を作った。前作の「Strides」から実に1190日ぶりとなるアルバムらしい。1枚のアルバムを作る間にひとりの高校生が入学して卒業までしてしまうのだから、ずいぶん時間が掛かったなあと思う。でも人生を経験しないと曲は生まれてこない。時間と労力をかけて取り組んだ分、後世に語り継がれるようなクラシックな作品に仕上がったはずだ。せめて自分が生きているうちに評価されたらラッキーだ。