去る8月25日～27日の3日間、スペシャ最大の野外フェスティバル『SWEET LOVE SHOWER 2017』が山梨県 山中湖交流プラザ きららにて開催された。

富士山麓という絶好のロケーションが故の不安定な天候から、当然雨に降られることも恒例行事となっていたわけだが、今年は全日程を通して快晴。
これは山中湖での開催11回目を迎えるSLSの歴史の中でも非常に珍しいことだ。

真夏に戻ったかのような灼けつく陽射し、澄み渡った空気、クリアな視界から望む富士山。都会の喧騒を忘れさせてくれる最高のランドスケープが、アーティストたちとオーディエンスの濃密な3日間に鮮やかな輪郭を与え、高い解像度で感動の記憶を胸に刻み込む。
熱の込もった若手バンドのアグレッシブな勢い、ユースの共感を掴んだ新世代シティポップを味わうチルタイム、国民的アンセムを歌うビッグネームの貫禄のステージ。
今年も個性豊かな出演者たちによる多彩なパフォーマンスが観客を一人残らず魅了していた。