MUSIC 2019.12.23

[PHOTO REPORT]Daichi Yamamoto
若きカリスマが次のフェーズを見据えた一夜

Photograrhy-Yuki Hori
EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

去る12月13日、Daichi Yamamotoの1st アルバム『Andless』のリリースライブが渋谷WWWにて開催された。Arμ-2、JJJ、KID FRESINO、桑原 あい、千住 宗臣、VaVa……と本作に参加したミュージシャンの客演がアナウンスされていたこの日。高感度なユースがフライデーナイトの喧騒に包まれた渋谷に集い、共にリリースを祝福した。

EYESCREAMも兼ねてからDaichi Yamamotoのクリエイティブに注目していたこともあり、本公演の開催は年末の祭りの一つとして心待ちにしていた。DJからバンドまで、楽曲にあわせたセットで幅広い表現を見せた一夜を、彼のアートワークを手がけるYuki Hori撮り下ろしの写真で振り返る。

“Wake Up”の掛け声に会場が一気に熱を帯びた「How」からスタート。「U.F.O」ではリリックの世界観を表現するローファイなトラックにあわせ、“Daichi Yamamoto”のコールが。続く「One Way」では心地よい重低音が会場を包むのと同時に、オーディエンスもDaichi Yamamotoのムードに呑み込まれた。ここで最初のゲスト、VaVaが登場。「Los Location Feat. VaVa」を披露し、VaVaからDaichi Yamamotoへ今宵の祝辞が送られる。

先日MVが解禁されたばかりの「Let It Be Feat. Kid Fresino」ではDaichi YamamotoとKID FRESINOによる“Let It Be”の掛け合いにフロアのグルーヴも最高潮、両者のカリスマ性を目の当たりにした。「Cross Color ft. Daichi Yamamoto」ではシークレットゲストとして、Kojoeが登場。メロウな雰囲気に呑まれた会場は、そのまま「Escape」へ。

Arμ-2、桑原 あい、千住 宗臣による「Undress Feat. Ai Kuwabara」が火照った会場をクールダウンさせ、繊細な旋律と共にオーディエンスを第2章へと誘う。続く「Sunday」から「Brown Paper Bag」、ゲストにJJJを迎えた「She II Feat. jjj」、「上海バンド」、そして本編ラストの「Dress Feat. Ai Kuwabara」まで、ノンストップで駆け抜けた。“Life is like a movie”が身体中に木霊するなか、早くもアンコールの掛け声が。GAPPERと仙人掌登場のサプライズもあり、最後の最後までオーディエンスを興奮の渦に巻き込んでいた。

INFORMATION

Daichi Yamamoto 『Andless』 Release Live

東京公演
2019.12.13
@Shibuya WWW
https://ssm.lnk.to/Andless

@daichibarnett

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