[Photo Report]Kroi – Streaming Live – VOMIT
本質的なミクスチャーで放つブラックミュージック

photography_MOMO Angela Text&Edit_Maho Takahashi

[Photo Report]Kroi – Streaming Live – VOMIT
本質的なミクスチャーで放つブラックミュージック

photography_MOMO Angela Text&Edit_Maho Takahashi

“ネオミクスチャーバンド”と称するKroiは、内田怜央(Vo.)、長谷部悠生(Gt.)、関将典(Ba.)、益田英知(Dr.)、千葉大樹(Key.)からなる5人組バンドだ。Blackの日本語(=黒い)から命名したバンド名は、メンバーの根底にブラックミュージックがあることや、ジャンルレスな音楽の色を取り入れて新しい音楽性を想像したいという考えのもと、全ての色を混ぜた色が黒であることに由来する。
2018年2月に結成以降、同年10月にデビューシングル「Suck a Lemmon」を発表、翌年夏には『SUMMER SONIC 2019』へ出演するなど、R&B/ファンク/ソウル/ロック/ヒップホップといったあらゆるジャンルの影響を昇華させた音楽性で、早耳リスナーからすでに高い評価を受けている。

そんな彼らの2度目となるオンラインワンマンライブ「Kroi Streaming Live “VOMIT”」が去る12月16日(水)、LINE LIVEスペースシャワーTV公式アカウントにて無料配信された。全4曲の模様をフォトレポートでお届けしたい。

明かりが灯ったかと思うと、内田怜央(Vo.)を筆頭にメンバーはラインテープが散らばる薄暗い部屋へ。先日12月3日にリリースした新曲「Page」のMVで着用していたアバンギャルドなコスチュームを脱ぎ捨て、「Page」を披露。次世代を担う人間の思考や苦悩の表現しながらも、グルーヴィに、力強く歌い上げた。

MCを挟み、太鼓のリズムとキーボードのソロが印象的な「Flight」をプレイすると、「侵攻」では切なくメロウな雰囲気に誘う。

ラストの「Fire Brain」を歌い切ると、余韻を残したままセットは暗点し、ライブは幕を下ろした。約20分と短いセットリストではあったが、彼らの本質的なミクスチャー性や、縦ノリと横ノリが交わったグルーヴを感じることのできるステージとなった。こちらはLINE LIVEアプリより、12月23日(水)までアーカイブ視聴可能となっている。

なお年明け1月27日(水)には、3rd EP『STRUCTURE DECK』をリリース。同作を提げたツアーが2月7日(日) の東京公演を皮切りにスタートする。今後の活動に期待が高まるばかりだ。

Setlist:
1. Page
2. Flight
3. 侵攻
4. Fire Brain

アーカイブ視聴:
https://t.co/DhMcBQcwh0

INFORMATION

Kroi

3rd EP 『STRUCTURE DECK』
発売日:2021年1月27日(水)
価格:¥1,500+tax(通常盤)

収録曲
M1.Page 
M2.dart 
M3.Finch 
M4.risk 
M5.marmalade 
M6.HORN

3rd EP 『STRUCTURE DECK』release tour “DUEL”
・東京 @渋谷 WWW 〜ドローフェイズ〜
開催:2021年2月7日(日)
・愛知 @池下UPSET 〜メインフェイズ〜
開催:2021年2月11日(木・祝) 
・大阪 @梅田Shangri-La 〜エンドフェイズ〜
開催:2021年2月23日(火・祝)
・東京 @渋谷 WWW(追加公演) 〜ターンエンド〜
開催:2021年3月27日(土)

チケット:前売り¥3,800
オフィシャル先行先着:12月21日(月)19:00〜1/14(木)18:00
https://eplus.jp/kroi-d/


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