ALPHA INDUSTRIESがFW2025シーズンに向けたPOP UP STOREを渋谷PARCOで開催中。その後、全国10店舗を巡回する。

ブランドのアイコンであり、日本のストリートシーンにも深く根づくMA-1には、ブルーやピンクなど日本企画によるフレッシュなカラーパレットが登場。柔らかな艶を纏ったナッパレザー、取り外し可能なコットンツイルパネルとフライトナイロンのミックス、M-65を転写したトロンプルイユのナイロンなど、多彩な素材の選定によってマスターピースに新たな表情が加わった。

また、CWU45PやB-15といったオーセンティックなモデルも、ミリタリーウェア本来の機能美を継承しながら、フィッティングの再考によってモダンにアップデート。アウター左腕にあしらわれた象徴的な赤リボンは、リブランディングの過程においてもブランドの核が揺るがないことを示している。

さらに、日本のファッションブランド「KAMIYA」とコラボレーションしたMA-1とカットソーも登場。年代物のステンシル機を用いた加工と、ホワイトベージュの汚しを組み合わせることで、一般的な経年変化とは異なる独自の風合いを表現した。デザイナー・神谷康司が日常的にMA-1をピンズでカスタマイズしていることから、オリジナルのピンズも付属する。

キャンペーンビジュアルのアートディレクションは、scenescape inc.のMUST SHIRAISHIが担当。路上パフォーマンスで知られるバケツドラマーのMASAを起用し、東京ストリートのリアリティと混沌を切り取った。

全国を巡回するPOP UP STOREは、名古屋LACHIC、コクーンシティ、札幌ステラプレイス、東京ソラマチなどで開催予定。続報を待ちたい。