MUSIC 2020.10.10

[Photo Report]LIVEWIRE:
D.A.N. ONEMAN 2020 “Strand”
-音が操る幻想的な世界

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

延期となっていたD.A.N.によるワンマンライブ「D.A.N. ONEMAN 2020 “Strand”」の東京・WWW X公演が、去る10月7日に開催された。収容人数を抑え、感染拡大予防対策のもと行われた同公演は、オープニングアクトに食品まつり a.k.a Foodman、サポートメンバーに小林うてなBlack Boboi)、Shinozaki Sohei(FLATPLAY)を迎えた5人編成で行われた。ライブ配信サービスLIVEWIREでもお届けされた、この日の模様をフォトレポートで振り返る。

小林うてな(Black Boboi)

Shinozaki Sohei(FLATPLAY)

まずは暗闇の中に鳴り響く、食品まつり a.k.a Foodmanの電子音楽から。静かな熱狂の余韻に浸っていると、画面はドライブレコーダーの映像に切り替わる。D.A.N.の楽曲をBGMに、高速道路を走らせ渋谷へ降りると、メンバーは会場WWW Xへと向かう。検温を済ませ、会場内に入るとバックステージのメンバーと共にステージへ。一曲目の「Pool」を皮切りに、「Ghana」、「Sundance」と披露し、現在の社会情勢に向けたメッセージとなる新曲「Take Your Time」を歌い上げた。

「Bend」に続く、「Aechmea」、「SSWB」からは、本編の見所でもある芸術家・中山晃子によるリアルタイムで液体を操るVJ“Alive Painting”が出現。

画面全面を覆う液体は、歌声と音に操られるよう幻想的に流れていく。

ライブ終盤に向け、披露した新曲「Floating in Space」では、小林うてなの歌声が繊細に響き渡る。続く「Pendulum」、11分に及ぶ「Tempest」を歌い上げると、「Borderland」で幕を下ろした。

成熟したフォーマンスで、官能的な世界観を魅せてくれたD.A.N.。液体で作り出される流動的な映像によって、会場にいる観客だけでなく画面越しにいる我々にとっても刺激的な一夜となった。

なお、本公演のアーカイブ視聴は10月11日(日)23:59まで可能だ。チケットは同日21:00まで購入可能となっているため、見逃した方はLIVEWIRE WEBサイトよりチェックを。

Setlist:
01. Pool
02. Ghana
03. Sundance
04. Take Your Time
05. Bend
06. Aechmea
07. SSWB
08. Floating in Space
09. Pendulum
10. Tempest
11. Borderland
EN. Curtain

Photography_Yosuke Torii

INFORMATION

D.A.N. ONEMAN 2020 “Strand”

公演日:2020年10月7日(水)
OPEN 18:00 / START 19:00
生配信チケット:前売り ¥2,000 / 当日 ¥2,500
チケット販売期間:9月19日(土)~10月11日(日)21:00
見逃し配信期間:生配信終了~10月11日(日)23:59

https://livewire.jp/schedule/dan201007/

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