ART 2021.10.16

しまはらゆうきの個展『これは、うまいみそ汁だ。展』が開催。食べ物の味や温度、その背景にある思い出を表現する

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

幾何学的な形と動きのあるドローイング、コピックによる明るいカラーリングが印象的なイラストレーター、しまはらゆうきの個展『これは、うまいみそ汁だ。展』(タイトルからして秀逸!)が、10月20日より末広町PARK GALLERYで開催される。

「ユーモア」と「食」をテーマに、これまで数々の作品を手がけてきたしまはらゆうき。約2年ぶりとなる本展では、デジタルやアナログに限らず、さまざまな技法や画材を織りまぜ、食べ物のおいしさ、楽しさだけではなく、食べ物の味や温度、そしてその背景にある思い出や物語の表現に挑戦している。

コピックを用いた作品を中心に、鉛筆で緻密に描かれたモノクロームの作品からリソグラフやジークレーなど印刷にこだわった作品までが一堂に並ぶ『これは、うまいみそ汁だ。展』で、自らのおいしい記憶を思い出してみるのも楽しそうだ。

以下、作家によるステートメントだ。

クリームソーダを飲むと、喫茶店で一目惚れしたあの人のことを思い出す。
上海で妹と一緒に食べた小籠包の熱さが、今も舌に残る。
コンビニのフライドチキンを食べる時はいつでも、大学時代の冬の夜がよみがえる。
食べものが持つ味や温度、さらにそれにまつわる思い出や感情を、わたしの記憶とフィクションを交えて色々と描いてみました。
しまはらゆうき

INFORMATION

しまはらゆうき個展『これは、うまいみそ汁だ。展』

会期:2021年10月20日(水) – 10月31日(日)13:00 – 20:00
会場:PARK GALLERY(東京都千代田区外神田3-5-20)
休廊:月・火(祝日は営業)
Instagram @parkgallerytokyo

POPULAR