ビジュアルアーティスト、Takako Noelによる“Love”をテーマとした展覧会「Breaking heart」が神宮前MAT galleryにおいて12月18日から開催される。
Takako Noelは、1991年東京生まれ。 ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、写真を軸としたビジュアルアーティストとして活動しており、クライアントワークに加えて、踊ってばかりの国のMV制作なども手掛けている。
新作を中心に約40点のプリントにより構成される本展では、“Love”をテーマに「人間の魂は愛を知るために生まれ、愛に向かっている」という着想のもと、その抽象的で目にみえない存在の輪郭を捉えようと試みているという。
本展に際して、作家は以下のように語っている。
LOVEって何?
形がなくてなかなか捉えられない
ただ、感情が大きく揺さぶられる人やできごとに出会ったとき、少しだけその輪郭を捉えられることがあります
そして私は私が持っている輪郭がいかに小さいものであったのか愕然とします
今まであったそのちっぽけなハートは意図せず爆発し、粉々になって真っ暗の中の旅がはじまる旅をしているとそのうち自分の中で光が鼓動しているのを感じられます
暗闇が深いほど光の存在は強く私の身体全体に染み渡り
その光がまだ大きくなりたいといっているのがわかります
私は粉砕した破片を自分の手で再構築していかなければならないLOVEは無限に大きくなれるから
この展示はその破片で作った新しいハート
LOVEへ向かっていく私の旅の途中経過です
INFORMATION
Breaking heart -Takako Noel Photo Exhibition-
会期:2021年12月18日(土) – 12月25日(土)
会場:MAT gallery(東京都渋谷区神宮前5-49-5 RハウスB1F)
開場:13:00 – 19:00 ※最終日は13:00 – 18:30