バーチャル・リアリティーをどう解釈するか。JACKSON kaki、toiret status、Szemán Petraによるグループ展「ZOR」が開催

JACKSON kaki、toiret status、Szemán Petraの3名によるグループ展「ZOR」が7月22日より西麻布CALM & PUNK GALLERYにおいて開催される。

3DCGを中心に、映像、サウンド、パフォーマンスなどマルチ・メディアを通して作品を制作するJACKSON kaki、自身が鑑賞した映画や音楽、プレイしたゲーム、フィールドレコーディングした音声などをサンプリングしてビートメイキングを施すtoiret status、 アニメーションやビデオゲーム的風景を用いて映像作品を制作するSzemán Petra。3名の作家はそれぞれ、バーチャル・リアリティーを構成するテクノロジーを素材としながら、多様な解釈や表現を生み出し、周辺の環境とメディアを巻き込むことで、オルタナティブな概念や環境を作り出している。

本展は、バーチャル・リアリティーとHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を代表とするその周辺のテクノロジーをどのように解釈し、表現の素材として扱うことができるのかをテーマとしてつくられる。CALM & PUNK GALLERYの展示以外にも、会場内外でのイベントやバーチャル空間における実験的な取り組みを企画。展示アーティストのみならず、すべての人が「バーチャル・リアリティー」について対話することのできる場の創造が試みられる。

INFORMATION

ZOR

会期:2023年7月22日(土) – 8月6日(日)13:00 – 19:00
会場:CALM & PUNK GALLERY(東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル1F)
休廊:日〜火曜 ※最終日曜は開廊
参加作家:JACKSON kaki、toiret status、Szemán Petra
Direction:JACKSON kaki
Co-Direction:李静文