アニメーション作品を中心に活躍する画家川上喜朗と、フォトグラファー小見山峻による二人展「ゆくえ」が日本橋のSOM GALLERYSOM GALLERYにて開催される。

本展「ゆくえ」は、日常の中で互いに着目する「帰り道」における人間の感情が起点となった作品展で、「帰り道」で生まれる様々な情景や感情の揺れ動きに着目し、人間の捉えどころのない感情を、川上は自身が描く少年達と風景を用いて浮かび上がらせ、小見山は、時間の蓄積、経過を感じさせる街の一部を切り取ることで彷彿させている。

今回、川上は、大小合わせて10作品の新作平面絵画を、小見山は、大小合わせて12作品の新作写真を展示。川上にとって日本で2年半ぶり、小見山にとってはSOM GALLERYで開催される2回目の展覧会となる待望の作品展なのでこの機会に足を運んでみよう。