ART 2025.03.21

横尾忠則の代表作が集結! 超大型作品集『TADANORI YOKOO Masterworks 1960s-70s』が300部限定で発売

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

日本のアートシーンを代表する巨匠・横尾忠則が自ら選んだ1960〜70年代の代表作をまとめた超大型作品集『TADANORI YOKOO Masterworks 1960s-70s』が発売される。世界初のA2サイズという特装版で、直筆サイン入りの限定300部!
今回オンラインショップOTONARIと一部書店で予約受付がスタートした。

装丁デザインは横尾忠則本人が手掛け、タイトルロゴが箔押しされた装丁生地には、横尾の故郷・西脇市の伝統工芸「播州織」、さらに、カラフルなショールで知られるブランド「tamaki niime」が特別に開発したオリジナル生地を採用し、マットな質感と光沢のある糸が織りなす独特の風合いが、作品集の世界観をさらに引き立てる。
さらに裁断の仕方で表紙の柄の位置が異なるため、限定300部それぞれが1点ものとなる仕掛けも横尾らしい遊び心が光る。

本作品集は、横尾忠則自身が1960〜70年代の代表作を厳選。
「TADANORI YOKOO」や「腰巻お仙」などの名作ポスター、ピンクガール・シリーズなど、若き横尾の才能が爆発した時代の作品がA2サイズの大判で楽しめる。
その革新的なビジュアルワークは、今見ても鮮烈なインパクトを放つ。

MoMAの展覧会ポスター「WORD AND IMAGE」にデザインされた<目玉>と、名作ポスター「フランク永井リサイタル ゴールデン・ゲイト・カルテット」にレイアウトされた<口>をあしらった箔押し特別付録(A3サイズ)が付属。
横尾作品の象徴的なモチーフを手元に残せる貴重なアイテムだ。

本作品集は、オンラインショップOTONARIと以下の書店で予約受付中。
紀伊國屋書店 新宿本店
恵文社 一乗寺店
銀座 蔦屋書店
代官山 蔦屋書店
名古屋みなと 蔦屋書店
京都 蔦屋書店
梅田 蔦屋書店
六本松 蔦屋書店
TOKYO CULTUART by BEAMS ほか

予約期間や方法は店舗によって異なるので、詳細は各店舗のウェブサイトをチェックしてほしい。

INFORMATION

『TADANORI YOKOO Masterworks 1960s-70s』

【著者プロフィール】
横尾忠則(よこお・ただのり)
1936年兵庫県生まれ。現代美術家。1972年ニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロなど各国のビエンナーレに出品し、国内外の美術館にて個展を開催。2012年に兵庫県立横尾忠則現代美術館、2013年には豊島横尾館を開館。主な受賞、綬章に毎日芸術賞、ニューヨークADC殿堂入り、紫綬褒章、旭日小綬章、朝日賞、高松宮殿下記念世界文化賞など。2022年に東京都名誉都民、2023年には日本芸術院会員、文化功労者に選ばれる。著書に小説『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)、『言葉を離れる』(講談社エッセイ賞)、小説『原郷の森』ほか多数。

【書籍情報】
『TADANORI YOKOO Masterworks 1960s-70s』
著者:横尾忠則
定価:110,000円(本体100,000円+税)
仕様:A2判(420×594mm)/54頁/上製本(図面観音製本)/函入り
発売日:2025年3月上旬
発行:株式会社トゥーヴァージンズ *発売日は地域によって異なることがあります

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