ART 2019.01.24

相反の摩擦が生む異変爛漫の妙。グラフィックアーティスト・KANATANによる個展「枯れた胡蝶蘭」ギャラリー月極にて開催

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

1月25日(金)〜2月2日(土)の間、ギャラリー月極にてグラフィックアーティスト、KANATANの自身初となる個展「枯れた胡蝶蘭」が開催される。

作品の素材は、インターネットから拾うチープなフリー画像、買い集めているガラクタ、動画共有サイトにあげられた製作者不明の動画など、日常の中に溢れているものばかり。
これらのありふれたイメージ素材は、作家の手により、普段は交わることのない対比的なものが組み合わされ、アンバランスな「どこの引き出しにも仕舞うことが出来ないもの」に変化する。カテゴリーを特定できないイメージ群は、違和感に溢れ、時には不快感をつのらせ、情報過多社会を皮肉に擽っていく。

展示タイトルの「枯れた胡蝶蘭」とは、贈呈された胡蝶蘭を放置し枯らせてしまった後も、ずっと捨てずにベランダに残してしまったKANATANを見た友人が、作家を体現している言葉として作った、オリジナルのイディオムだ。麗しいイメージの胡蝶蘭と、憂き「枯れる」という単語の組み合わせは、作家の作品同様相反であり、KANATANの世界観を強く表している言葉とも言えるだろう。
以下、「枯れた胡蝶蘭」の名付け親であり、KANATANの良き友人であるホガミアイ氏からの本展の紹介文だ。

ハイ・センスなムードと黒髪のボブ。“呼ばれたタイミングで好きにやる”愛すべきカルト・ヒロイン、KANATAN。この度、KANATANの20年以上に渡る“相反するモノを組み合わせる”研究を、ようやくみなさまに発表できることを、心からうれしく思います。
これまでVJやグラフィックアーティストとして、呼ばれた現場で、都度都度、研究の成果を発表してきました。「枯れた胡蝶蘭」展では、かつて一度もアーカイブされることのなかった、高校生時代から現在までの研究成果、を一挙に展示いたします。“ウンコ”も“龍”も“住宅街”も、渾然一体となった研究の成果をぜひ一度、その目でご覧いただき、言葉を失ってください。

数十年間作りためたコラージュに、CGやムーブメントを加えたデジタルインスタレーション。KANATANの作品はぜひ五感を開いて目の当たりしてほしい。

INFORMATION

KANATAN「枯れた胡蝶蘭」

2019年1月25日(金) – 2月2日(土)

オープニングレセプション:
2019年1月25日(金) 18:00 – 20:00

ギャラリー月極
〒153-0043
東京都目黒区東山3丁目12−4

KANATAN
1987年生まれ。神奈川県出身。動画広告会社に正社員として勤務をしながら、グラフィックアーティストとして作品を制作中。近年では、代表的な作品である、対比的な物を組み合わせて作られるグラッフィックコラージュのみならず、VJや映像などにも活動の幅を広げ活躍中。

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