ART 2019.10.11

佐藤秀親による初個展。「脳の何処かにある意識できていない感覚」から描かれる絵画群

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

2018年より独学で絵を描き始めて以降、キャリアは浅いながらも、その独特の構成と実験的な筆致、快楽的な色彩でアーティストやキュレーターから期待を集める佐藤秀親による初となる個展「s-o-n」が、初台のギャラリー&スーベニアショップLAID BUGにおいて10月12日(土)より開催される。

2018年のあるとき、子供の頃によく絵を描いていたことを思い出した佐藤は突然、絵を描き始めたという。以来、四六時中没頭して絵を描き続け、呼吸するように無数の作品を生み出し続けている。

制作において、「何も考えず直感的に描くことで、脳の何処かにある意識できていない感覚を使う」という佐藤。本展のタイトルである「s-o-n(space odd neurons)」とは、脳内の未知の神経細胞領域を指す作家自身の造語であり、彼の制作における重要なファクターを意味している。

実在する造形を逸脱しながらも、アウトラインや陰影の整合性、刺激的で悦楽的な色彩、大胆なハイライトが渾然一体となって導くプリミティブなカタルシスに、浸りたい。

INFORMATION

佐藤秀親 作品展「s-o-n」

会期:2019年10月12日(土) – 10月25日(金)14:00 – 20:00 ※月・火休廊
会場:LAID BUG(東京都渋谷区本町6-21-4 B102)

・オープニングパーティー:10月12日(土)18:00 – 22:00
DJ:EDDY(Romanetics) / Jitsumitsu(DISKO KLUBB) and more

http://laidbug.com/

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