このたび、馬喰町に新しくオープンするギャラリースタジオBAF studio tokyo,において、東京を拠点とする女性アーティスト3名によるグループ展が1月25日（土）から開催される。

「NEWEN（ニューん）」と題された同企画展では、これまで交わることのなかった作家をキュレーションし、それぞれの代表作および新作を展示。参加アーティストには、コンピューター上でコラージュしたものをもとに描かれる不可思議なペインティングが特徴の山崎由紀子、ペインティング／プリント／映像／3Dプリンターによる立体などさまざまな手法で構成されたインスタレーション作品を発表するwimp、独自のキャラクターをモチーフとしたペインティングやアニメーション作品を発表する添田奈那という3名が決まっている。

山崎由紀子

wimp

添田奈那

会場には制作のプロセスで出た廃材や生活のなかで発生したゴミも展示することで、アイデアから作品に至るまでの消費を可視化。普段なかなか見ることのできない“作品の血肉”をも鑑賞できる仕掛けとなっている。

なおこのBAF studio tokyo,は、2010年代の東京アンダーグラウンドに根ざしたスペースANAGRAの立ち上げ当時のディレクターとして国内外の“おもろい”をいち早く紹介してきた細野晃太朗がディレクションを手がけるとあって、今後の動きに注目だ。