それはまるで白昼夢のような昼下がり。どこかメランコリックでドラマティックに広がる展示「I was half asleep all day.」が表参道ROCKETにて7月7日（金）〜7月12日（水）で開催される。
“一日中夢うつつな一日だった”ーーとも解せる表現で打ち出された本展は、現在のユースカルチャーを担う音楽やアート、カルチャーといった様々なアーティストが足を運ぶ渋谷のヘアサロン・TETRO（テトロ）がプロデュースするインスタレーション展だ。
今年の1月に、ビジュアルアーティスト、Takakonoel（タカコノエル）と開催したインスタレーション展「Land of nowhere」が大盛況で幕を閉じ、それに続く第二弾となる。
そんな今回は、2014年度写真新世紀優秀賞を受賞した後、2017年3月に出版した写真集「EVERYTHING IS TEMPORARY」が話題になり、いま最も注目される若手フォトグラファーのひとりである草野庸子（くさのようこ）を迎えての展示。
また、モデルに起用された下津光史（踊ってばかりの国）とjan（jan and naomi/GREAT3）の二人が、今回の展示のために制作した楽曲を披露。展示写真をまとめたZINEを、楽曲を収録したレコード付きで販売予定だ。
今回のクリエーションは、クリエーター、モデル共々、TETROに通っていることから実現した企画だ。撮影ロケーションもサロンがセレクトしたもの。TETROの総合プロデュースによる世界観をビジュアルを表現し発信している。写真に映し出された、“とある一日”は、まさに現実と非現実を浮遊するような気持ちに引き込ませてくれる。
東京の“今”を生み出すクリエーターたちによる、日本のようで日本ではないような。そんな無国籍な空気を感じるエキシビジョン。
ぜひ足を運んでいただきたい。
2017年7月7日（金）〜7月12日（水）＜会期中無休・入場無料＞
venue_表参道ROCKET
address_東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階
tel_03-6434-9059
hours_11:00〜21:00
＊7月9日（日）11:00〜20:00、7月12日（水）11:00〜18:00
オープニングパーティー 7月6日（木）19:00 〜 21:00
