明日は久しぶりに予定がないから、いくつか展示をはしごしようかな。この前SNSで見つけたあの人の作品は見に行くとして。あのギャラリーでやってるやつはいつまでだっけ。
ああ、行きたかったのにいつのまにか終わってた…なんてことにならないように、ここでアート情報をリマインドしておこう。今週末3月8日(日)までのものから、3月6日(金)にスタートした最新のものまでをピックアップ! EYESCREAM的行っておきたいアート展5選。
コラージュアーティスト/グラフィックデザイナーの河村康輔による本展では、過去最大サイズである全長3メートル以上のシュレッダー・コラージュ・インスタレーション作品が展示されるほか、今年に入って制作された新作も並ぶようだ。多重のレイヤーや素材の質感をぜひ間近で感じていただきたい。
独自の女性像を描くイラストレーター、TAKAGI RIO WORKSの個展。作品の展示のほか、今週末3月7日、8日には、シルクスクリーンのワークショップも行われるようだ。作品はもちろんこの機会に手刷りの面白さに触れてみてはいかがだろうか。
オペレーション・アイヴィーのヴォーカリストであり、アーティストとしてもパンクシーンに多大なる貢献をしてきたジェシー・マイケルズ。本展では、兵士やスパイ、犯罪者のドローイングを特徴とする作品群が並ぶほか、新作アートブックやマーチャンダイズも販売されるとのこと。一見ラフなドローイングに込められた想いを感じていただきたい。
2007年より東京を拠点に国内外の雑誌や広告で活動しているフォトグラファー、蓮井元彦。本展はLibro Arteから出版される写真集「for tomorrow」の刊行にあわせた展覧会となる。会場では、写真集やプリントの販売も行われるようだ。
モノクロフィルムによる都市写真を発表してきた京都在住の写真家、横山隆平による本展では、3mの大型作品を含む新作が発表される。それらは制作過程において、ストリートスナップをプリントしては浴槽で洗いをかけたものに、プリントする行為を繰り返すことで、街の壁の経年変化を表現した新たな写真作品だ。
写真やドローイングなど作品の形態に関わらず、その質感やスケール感など、間近で体感する面白さはやめられないものだ。
なお新型コロナウイルスの影響で、展示が中止・延期されることもあるので、それぞれHPやSNSにて最新情報のチェックを。ギャラリーを訪れる際は手洗い・うがいなどウイルス対策もお忘れなく。