時は令和2年スプリング。世界は空前絶後の外出自粛時代である。まったくもってコロナのクソッタレ、だ。今、ほとんどの人にとって、必然的に家の中で過ごす時間が増えていることだと思う。なかなかポジティブな気持ちになれないのも当然だ。
でも、だからといって悲観的な朝を毎日迎えるのなんてまっぴらごめんさ。それも、みんなが考えていることだと思う。
そんな中、写真家 小見山峻が発起人となり、今だからこそ写真本来の楽しみ方を再認識するプロジェクトがスタートした。合同オンライン写真集”home_made_future”。
本企画では、不特定多数の画像をアップロードすることによって写真集が出来上がる。誰でも実に簡単に楽しく参加できるので、その方法とオンライン写真集の成り立ち方について下記に記しておきたい。
参加できる人は年齢性別問わず、1人1枚、誰でも写真を加えることができる。
アップロード方法は
1_Instagramアカウント @home_made_futureにに写真をメッセージで送付
※フォローするか否かは自由
2_3桁の番号＋インスタグラム自身のアカウント名をその写真のファイル名に設定
（例：501shun_komiyama.jpg）
3_随時、Dropboxのフォルダにアップロードされる
4_アップロードされた写真の中から、ピックアップされた写真が@home_made_futureに投稿。このとき、匿名希望者以外は撮影者がコメント、タグ付にて明記される
Dropboxはコチラ。
※番号(ページ数)はその時点で空いている数字からランダムになります。
※アカウント名を記載したくない人はその旨をメッセージ送付の際にご連絡下さい。番号のみで記載します。
写真の送付後、削除や画像の差し替えを希望する場合、現在アップロードされている自身の写真のファイル名を明記の上、@home_made_futureへ、依頼内容をメッセージする。
“home_made_future”にアップロードする写真に関してのテーマは“home”。この解釈に制限はなく自由。撮影する機材に関しても何でもOK。デジタルカメラやフィルムカメラはもちろん、スマホやタブレットなどのデバイスで撮影した写真でもOK。
注意点としてはアップロードされた写真の商業利用にあたる転載や2次利用が禁止ということと、室内（できれば参加者自身の家の中）で撮影された写真に限るということ。
言うまでもないが、公序良俗に反するもの、又は倫理道徳上問題のあるものはダメだ。冷やかしや悪意のある画像は言語道断だ。
写真集のページ数は全999ページを予定しており、表紙/裏表紙とステートメントの2ページを除いた996ページ分が、参加者の写真で埋まることになる。
発起人である写真家、小見山峻からは次のようなメッセージが発信されている。
不特定多数のアップロードによって制作される、オンライン上の写真集をDropbox上で制作致します。
「写真を撮る」という楽しさは「普段見慣れたものに自分なりの異なった視点で触れてみる」という楽しさであり、この自宅待機の情勢の中で、家の中にあるものと改めてじっくりと対峙し、角度を変えて眺めてみる喜びを発見してみて欲しいと思いました。
そこで、Dropbox上にオンライン写真集”home_made_future”を制作しました。
さぁ、くよくよしていないで。周りにあるものを見つめ直してみよう。そして手元にある機材で写真を撮って@home_made_futureへ送ってみよう。プロとかアマチュアとか関係ない。楽しむという心を忘れずに。
家の中の時間が今よりずっと楽しくなるプロジェクトに参加しようじゃないか。