ART 2020.08.30

2020年代の日本のフォークアートを確立させる陶芸家DAISAKによる個展「SLEEPING FINAL STUFF」

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

京都府北部、日本海に面する京丹後を拠点に作家活動を行うセラミックアーティスト、DAISAKの個展「SLEEPING FINAL STUFF」が馬喰町のギャラリーBAF studio tokyoにおいて9月4日より開催される。

「OLDな物からNEWな物まで、さまざまな物や情報が溢れている地球。それらを参考にして、陶芸やイラストを用いて“NEWOLD”な物を陶芸で表現する」と話すDAISAK。その作品からは、70年代アメリカの匿名性のある作品と90年代の日本で遊んできた少年の心を感じることができる。アートピースを制作するかたわら⺠芸としてのマグカップやプレートなど日常的に使える陶器も手がけるなど、DAISAKの作品は現代アートから食卓まで浸透している。

今回の展覧会は、真っ白の釉薬全面に文字がプリントされた立体作品のみで構成。物体となったのち、最後の最後に「お前はこういうものや」と、その物体の名称をプリントすることで、その物体ははっきり”それ”となり、作品と対峙した際に浮かぶ「これはなんなんだろう?」というクエスチョンマークを一瞬にしてエクスクラメーションマークに転換させるという、超説明的なアート作品となっている。大小さまざまなサイズとモチーフが30点以上並ぶこの機会、お見逃しなく。

INFORMATION

BAF studio tokyo presents 
DAISAK Solo Exhibition “SLEEPING FINAL STUFF”

会期:2020年9月4日(金) – 9月26日(土)
15:00 – 19:00 ※金・土は13:00 – 20:00 ※日・月・祝は休廊
会場:BAF studio tokyo(東京都中央区日本橋横山町6-14 日本橋DMビル4F)
作家:DAISAK

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