異常事態な2020年も、残りわずか。例年通りの忘年会はできそうにないけど、ギャラリーくらいは巡りたい。あの子がストーリーに載せていたあの展示はいつまでだっけ。
ああ、行きたかったのにいつのまにか終わってた…なんてことにならないように、ここでアート情報をリマインドしておこう。今週12月13日(日)までのものから、12月11日(金)にスタートした最新のものまでをピックアップ! EYESCREAM的行っておきたいアート展5選。
aimi odawaraの2年ぶりとなる本展は、人、生活、物語の集合体「マンション」という居住空間がテーマ。会場では、作品のほかA1サイズポスターやロンT、ちょいブス(@choibusu)とのコラボグッズも販売される。個展と連動したテーマのLINEスタンプ、LINEきせかえもリリースされたので、合わせてチェックを。
大量生産され、ゴミと化したおもちゃを作品の題材とするアーティスト成田輝の個展。ポップでキャッチーなアニメーションやおもちゃを想起させるモチーフを扱いながらも、新たな不気味さをまとった、ツルツルとした鏡面仕上げの作品群たちを発表。最長150cmから最小手のひらサイズまでの新作立体作品のほか、ドローイング作品も並ぶ。
ビースティ・ボーイズの写真集の記念Tシャツやオフィシャルグッズなども手掛けるナイジェルグラフ。同展では、新作キャンバスの原画やシルクスクリーン作品の展示販売に加え、MEDICOM TOYとのコラボ作品の先行受注販売が行われる。
シンプルかつスムーズな表現で国内外のアートシーンから多くの注目を集める長場雄。本展では、4メートルのオリジナルキャンバスに描かれた代表作「The Last Supper」をはじめ、さまざまな形状のキャンバスや、初お披露目となる立体作品を発表。UNDERCOVERのデザイナー・高橋盾とのコラボアパレルもチェックしたいところ。
藤原ヒロシのアルバム『SLUMBERS2』のジャケットを手がけるなど注目を集めるsoh souen。本展では、知⼈の証明写真をピクセルに起こし、オイルペインティングでドット状の集合体として表現したポートレート作品「tie」や、抽象表現によるパステル作品「etude」、「caress and hug」をはじめ、⽴体作品「my body, your smell, and ours」が発表される。
寒いこれからの季節、感染対策は万全に、けどフットワークは軽めに行きたいもの。ステイホームな1年を過ごし、まだまだ気軽に人と会えない今、改めて自分の時間を使ってアートに浸ってみてはいかがだろうか。