クリエイティブ集団AMKKによるインスタレーションエキシビション「Paludarium Tachiko & Yasutoshi」が12月12日よりStandByにて開催される。
フラワーアーティストであり、オートクチュールの花屋JARDINS des FLEURSを主宰する東信と、ボタニカル・フォトグラファーの椎⽊俊介が中⼼となり花と植物の新しい価値観を追求してきたAMKK。これまで世界中の訪れた⼟地よりインスピレーションを受け、ゲリラ的に花屋をオープンするプロジェクト「FLOWER SHOP KIBOU」をはじめ、花と⼈が交わる瞬間美を切り取る写真作品群「FLOWER AND MAN」や、成層圏に花や盆栽を打ち上げるドキュメント作品「EXOBIOTANICA」など、制作物にとしての表現だけでなく、花や植物の潜在的壮美を浮き彫りにしてきた。
本展では、彼らの精神を濃く吹き込んだインスタレーション「Paludarium」シリーズなど、AMKKのクリエイティブ思想とStandByの現実から切り離されたかのような空気が交わり、よりソリッドで奥⾏きを持った空間が展開される。
植物を外気から守り成⻑を促進させるパルダリウム(温室)を新たに解釈し、本来のパルダリウムが由来する19世紀イギリス貴族の娯楽として⽤いられたものとはまた異なる、現代が誇る⽂化やテクノロジーに沿った、⼀種の反⽴を含めた作品群は必見だ。
INFORMATION
AMMK 「Paludarium Tachiko & Yasutoshi」
開催:2020年12⽉12⽇(⼟)- 2021年1⽉31⽇(⽇) 10:00〜19:00
休廊:毎週⽕曜日、2020年12⽉28⽇(⽉)- 2021年2⽉5⽇(⽕)
会場:StandBy(東京都渋⾕区神宮前5-11-1)
Instagram:
https://www.instagram.com/amkk_project/ (AMKK)
https://www.instagram.com/s_tandby/
(StandBy)