CULTURE 2018.02.03

この春日比谷に心満たされる“小さな街”が誕生。「HIBIYA CENTRAL MARKET」が気になる

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

来る3月開設予定の「東京ミッドタウン日比谷」内に複合型店舗「HIBIYA CENTRAL MARKET(ヒビヤ セントラル マーケット)」が3月29日オープン。このマーケットは、クリエイティブディレクター南貴之と老舗書店の「有隣堂」の出会いが創造の原点となっている。

売り手と買い手が出会う場所、“マーケット”ーー。
食事をしたり、買い物をしたり、ただ行き交う人を眺めているだけでも良い。見知らぬ土地で市場を訪れると、その地で生きる人々の日常を覗き見するようでワクワクする。南が、世界中で拾い集めたそんな“市場”や“街角”、“路地”の記憶を表現。食事や酒、本や衣服などが揃えられ、誰もが郷愁や親近感を抱き、居場所を見つけられるような空間が生まれる。

施設内には、様々なカテゴリーの9つの店舗が軒を連ね、道を介してそこに行かないと体験できない“目的がなくてもいられる居場所”が広がる。

本と現実世界がリンクする広がりのある場所となる「Library」。ギャラリーともセレクトショップともつかないユニークなプレゼンテーションを行う「Graphpaper」
熊本のスペシャリティコーヒー「AND COFFEE ROASTERS」、「有隣堂」に、架空の運送会社をイメージしたモバイル型コンセプトストア「FreshService」では、ハンドドリップによるスペシャリティコーヒーを楽しみながら手に取れる、駅のキオスクのようなデイリーユースなマガジン、日用品、お土産が揃う。
「MAISON CINQUANTE-CINQ」などを手掛ける丸山智博による「一角」では、唐揚げにハイボール、蕎麦といった食事と酒を肩の力を抜いて楽しめる。
藤井実が監修し日本最高峰の衛生管理を誇る「理容ヒビヤ」では、オフィスワーカー向けの理容やグルーミングだけでなく、女性向けのお顔そりサービスも行うそう。
それから、フランスのデッドストックのヴィンテージフレームが圧巻の眼鏡店「CONVEX」。に加え、軍用テントのファサードが印象的な「Tent gallery」では、ここだからこそできる独創的かつ多様な展示や企画を行なっていく予定だ。
…これ以上のスペシャルなスポットはあるだろうか。ここまで揃うと何時間でも居れてしまう。ワンランク上の豊潤な一時、しかし訪れる人に寄り添ってくれる空間となるだろう。

大都会・東京に誕生するオアシス。今からオープンが楽しみで仕方がない、これは要チェックだ。

INFORMATION

HIBIYA CENTRAL MARKET

2018年3月29日オープン
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3階
店舗スペース 11:00~21:00
飲食スペース 11:00~23:00 (ラストオーダー 22:30)

http://hibiya-central-market.jp
(2/19ティザーサイトオープン)
Instagram : @hibiya_central_market

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