Interview:VOICE OF THE WALKERS
荒谷翔大(yonawo)、Skaai、Snowk、
KM&Lil’ Leise But Gold、大比良瑞希、WONK

Interview:VOICE OF THE WALKERS
荒谷翔大(yonawo)、Skaai、Snowk、
KM&Lil’ Leise But Gold、大比良瑞希、WONK

去る6月21日(水)〜26日(月)の1週間、スコッチウイスキーブランドジョニーウォーカーによるカルチャーイベント「THE WALKERS IN TOWN presented by JOHNNIE WALKER」が渋谷キャストにて開催された。イベントには日替わりで豪華アーティストやDJが出演し、参加者はハイボールを片手に思い思いに身を委ねて楽しんでいた。

Photo Report:THE WALKERS IN TOWN presented by JOHNNIE WALKER渋谷を舞台にカルチャーを楽しむ1週間

ここでは『VOICE OF THE WALKERS』と題して、本イベントにも出演した荒谷翔大(yonawo)SkaaiSnowkKMLil’ Leise But Gold大比良瑞希WONKに今回の舞台となった渋谷のイメージや自身が考える「KEEP WALKING」について聞いてみた。ジャンルを超えて常に新しいモノコトに挑戦し続け日々カルチャーを前進させ続ける人々(=THE WALKERS)が捉える渋谷、そしてKEEP WALKINGとは。

荒谷翔大(yonawo)

ーー本イベントに参加をした感想をお聞かせください。

荒谷翔大(以下、荒谷):率直に楽しかったですね。お客さんとの距離も近くて、皆さんが一緒に歌ってくれたり、自分のワンマンではあまり見ない光景だったので楽しかったです。あと、元々ファンだった5lackさんと同じ日に出演できたのも嬉しさもありました。

ーー場内の装飾や雰囲気はいかがでしたか?

荒谷:レセプションにも参加したのですが、外は凄くオープンな空間で誰でも気軽に楽しめるし、中は隠れ家みたいで本当に1つの街になっていて、お客さんと同じ気持ちでも楽しめました。

ーーカルチャーの発信地としての「渋谷」に対するイメージなどあればお教えください。

荒谷:良い意味で混沌としているというか、新宿とはまた違った感じで入り乱れていてるイメージが凄く好きです。楽曲制作をする時もインスパイアされますね。出身が福岡なので、東京・渋谷っていう存在は昔から凄く大きいですね。

ーーご自身の「KEEP WALKING」の考えや意識していることはありますか?

荒谷:楽曲制作などは常に続けていて、ライフワークというか、生きがいなので、そういう意味ではKEEP WALKINGの考え方に近いのかなと思います。

Skaai

ーー本イベントに参加をした感想をお聞かせください。

Skaai:ロケーション含めて普段出演するイベントとは雰囲気が違ったので新鮮でした。お客さんもハイボールを片手に静かに曲を聴いてる人もいたし、逆にワーッて盛り上がってくれる人がいたり、それぞれの楽しみ方をしてくれていて自分自身も楽しかったです。

ーー場内の装飾や雰囲気はいかがでしたか?

Skaai:ステージ周りも少し大人な雰囲気があって、普段のファッションもシックなものが好きだったりするので、パーソナルな部分とマッチしていると思いました。

ーーカルチャーの発信地としての「渋谷」に対するイメージなどあればお教えください。

Skaai:自分は九州から来たので、まさにカルチャーという点で日本の中心だと感じますね。本当いろんな人がいるなって感じますし、ここからカルチャーが生まれてるんだなっていうのは渋谷に来てみてすごく感じました。

ーーご自身の「KEEP WALKING」の考えや意識していることはありますか?

Skaai:自分は常に考え続けることを意識しているので、「WALKING」を「考える」という意味で捉えてて、そういう点では自分自身とリンクする部分があると感じます。

Snowk

ーー本イベントに参加をした感想をお聞かせください。

Snowk:ただただ楽しかったし、コンセプトがすごく良くて、イベント自体がSnowkっぽいなと感じたので、出演できてすごく嬉しかったですね。

ーー場内の装飾や雰囲気はいかがでしたか?

Snowk:まさにSnowkのカラーに合っていたなと感じました。少し無骨で無駄なものを削ぎ落としている装飾にもアート性を感じますし、クラブ感というか良い意味で地下感があって、すごく自分たちの雰囲気と合っていると思いました。

ーーカルチャーの発信地としての「渋谷」に対するイメージなどあればお教えください。

Snowk:我々は普段新潟と北海道を拠点にそれぞれ活動をしているので、渋谷というより「東京」という大きな括りでみることが多いのですが、イベントや買い物に行こうとなると、まずは渋谷を中心に行動をしていますね。渋谷にくればトレンドも分かるし、無意識に行動の軸になっています。

ーーご自身の「KEEP WALKING」の考えや意識していることはありますか?

Snowk:キープランニングではなく、ウォーキングっていうのは凄く大事だなと思っていて、マイペースでも良いから歩みをとめず、日々進化していくという意識は常に持っていますね。また、自分たちが元々好きだったR&Bの要素も取り入れつつ、今の時代に合った楽曲制作をしようと心がけていて、進化だけでなく変化もしていこうという考え方とマッチしますね。

KM&Lil’ Leise But Gold

ーー本イベントに参加をした感想をお聞かせください。

KM:ただただ豪華だなっていうのが率直な感想ですね。しかも渋谷のど真ん中で。外のエリアは未成年でも音楽を楽しめたと思うんですけど、このロケーションで音楽に触れられるってことが凄いなと感じました。

ーー場内の装飾や雰囲気はいかがでしたか?

KM:室内と屋外の差があって良かったです。外は開放的だけど室内はジョニーウォーカーのバーで音楽を楽しんでいる感がグッと出て、違う雰囲気を味わえて個人的にも良かったです。

ーーカルチャーの発信地としての「渋谷」に対するイメージなどあればお教えください。

KM:僕は中高生の頃から放課後にTシャツを探したり、街行く人がオシャレなのでカッコよい人、もの、コトを探しに来る街でしたね。今でもワクワクしますし、歩いてる一人一人に自分の意志があるというか、好きなように生きていてプライドを感じられるのが刺激になります。

Lil’ Leise But Gold(以下、Lil):私は東京生まれなのですが子供の頃はあまり来る機会がなかったので、やはり憧れの街ってイメージはずっと持っています。ハイティーンになってから渋谷で遊ぶようになっても、「私、渋谷で遊んでる!」みたいな気持ちはどこかにありましたし、特別感はありますね。ファッションにしても好きな表現を受けて入れてくれる街なので常に刺激を受けます。

ーーご自身の「KEEP WALKING」の考えや意識していることはありますか?

KM:僕は楽曲制作をジョギングのように習慣化しています。朝起きたらロジックを立ち上げて、インスピレーションが降ってくるのを待つという感じではなく、手を動かせば何かしら生まれるので、とにかく毎日曲を作るという事はKEEP WALKINGに近いのかなと感じます。

Lil:私は、楽曲制作という面だと捻出しないと作れない状況があって。母としてもそうだし、日々の時間配分に限りがあって、楽曲制作が出来ないと腐りそうになってしまうけど、出来ないときは仕方ないという気持ちの切り替えで自分自身が気持ちよく楽曲制作ができる心構えを崩さないことを意識しています。周りと比べるのではなくて、自分がどうなのかを重要視することで良い方向に進んでるなと感じています。

大比良瑞希

ーー本イベントに参加をした感想をお聞かせください。

大比良瑞希(以下、大比良):お客さんがリラックスして楽しんでくれていたのが印象的でした。ハイボール片手にまずは外のフェスっぽい開放的な空間でDJを楽しんでリラックスして、室内でキュっとできて、集中できる場所と開放できる場所の差があるのが良かったなと思います。お客さんの集中力もコチラにも伝わって良かったです。

ーー場内の装飾や雰囲気はいかがでしたか?

大比良:室内エリアに入ってすぐ右にあったネオンやペイントをされたジョニーウォーカーの像(ストライディングマン)の展示がカッコよくて個人的にすごく気に入っています。

ーーカルチャーの発信地としての「渋谷」に対するイメージなどあればお教えください。

大比良:一言でいうとカオスだなと感じます(笑)。情報の入れ替わりや渋谷自体の開発も含め、以前あったものがないっていうところに寂しさも感じるのですが、常に一番新しいものが集まる場所でもあるし、膨大なエネルギーが途切れず交換されてる場所というイメージですね。

ーーご自身の「KEEP WALKING」の考えや意識していることはありますか?

大比良:私自身、悩んで立ち止まってしまうこともあるんですけど、ナチュラルな自分を隠して無理をするともっと苦しくなるので、自分に嘘をつかずに感じたことを音楽を通して発信し続けていきたいと日頃から考えています。

WONK

ーー本イベントに参加をした感想をお聞かせください。

長塚健斗(以下、長塚):久しぶりに渋谷でライブをおこなったという事もあるんですけど、最近はビルボードツアーなどを開催していて、お客さんとの距離も含めてお酒を片手にスタンディングで目の前で楽しんでくれているのを目の当たりにすると、僕らがしょっちゅうライブをおこなっていた以前のような様相に戻ってこれたなと感じました。

荒田洸(以下、荒田):WONKとして活動を初めて自分たちで企画したライブを開催したのが渋谷キャストから割と近いところでしたし、デビューアルバムを出してからの初めてのライブも渋谷だったんですよね。

井上幹(以下、井上):最初にWONKのメンバーが出会ったのも渋谷だったよね。

ーー場内の装飾や雰囲気はいかがでしたか?

長塚:以前、同じ会場でイベントに出演したことがありましたが、別の場所じゃないかってくらいに作り込みがしっかりしていて雰囲気も出ていましたね。やっぱり会場の力って重要で、良い雰囲気でライブができてよかったです。

ーーカルチャーの発信地としての「渋谷」に対するイメージなどあればお教えください。

荒田、井上、江﨑:渋谷といえば長塚さんだよね。お願いします。

長塚:渋谷といえば俺ではないけど…(笑)。なんというか、子供の頃は渋谷に来るということがゴールになってて、とにかく「渋谷ってすげー」ってなっていたのですが、大人になって色々な視点でみれるようになって感じることは、駅の開発や高層商業施設が増えていったりと、入れ替わりが激しくて常に変化していく忙しない街だけど、常に若者がそこにいて、その変化が新たな何かを発信し続けている街だなと感じます。

ーーご自身の「KEEP WALKING」の考えや意識していることはありますか?

江﨑文武(以下、江﨑):基本的にみんな常に動き続けているよね。リアルにジョギングもするし、ゴルフやっているメンバーもいますし、楽曲制作もそうですけど、なんていうかマグロのような。

荒田洸:そうそう、止まったら死ぬバンドです!(笑)

江﨑:でも、本当に出会ったときから止まらずに各々がスキルアップをしていて、井上はエンジニアとして活躍しているし、荒田はプロデュースワークが増えているし、長塚さんは料理の仕事がすごく増えているし。前回、ジョニーウォーカーさんのイベント出演したときは料理も出してたよね?

長塚:そうそう。

江﨑:僕もそのイベントで初めてDJを披露したりして、止まらずにウォーキングしていた結果、初の試みもできたりしたわけで、そういう点では通ずる部分があるなと思います。

渋谷の街に突如現れた小さな街での邂逅はきっと新たなTHE WALKERSの誕生のきっかけとなることだろう。こうしてまた新たなカルチャーを形成し、これからも渋谷という街はめまぐるしく我々に刺激を与え続けていく。止まることなく。常に。ジョニーウォーカーが掲げるKEEP WALKINGのように。

INFORMATION

THE WALKERS IN TOWN presented by JOHNNIE WALKER

HP:https://event.spaceshower.jp/johnniewalker/
開催期間:2023年6月21日(水)~6月26日(月)
平日/17:00〜21:00(L.O 20:45)
土日/12:00〜21:00(L.O 20:45)
LIVE ACT:荒谷翔大(yonawo)/大比良瑞希
     Kinami/KM&Lil’ Leise But Gold
     佐藤千亜妃/Skaai/5lack/Snowk
     玉置周啓/七尾旅人/WONK
開催場所:SHIBUYA CAST. (1F GARDEN & SPACE)

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