写真家・相澤有紀が全編モノクロの新作写真集『TOKYO MONOCHROMES』を発表する。

相澤が生まれ育った街・東京の路上を観察的な視点で見つめ、あらゆるものや現象を「模様・形状」として切り取り収集した100点のモノクロフィルム写真で構成される本作。約5年をかけて撮影され、現像作業は自宅の暗室で行われた。デザインはMikuto Murayama、出版は相澤の自主レーベルNUGG filmからリリースされる。

“太陽の光や都市、行き交う人々や動物など、あらゆる要素が偶発的に結びついた光景たちを手に入れたかった。時にそれらは巧みに空間に配置されていて、模様のように僕の脳裏に焼き付いた。時間を止めて、僕はこの街を隅々まで眺めていたかった。”
ーー相澤有紀

なお本作の先行販売会を兼ねたエキシビションが9月15日（金）より神楽坂の新スペース・Detourにて開催。写真集の販売や収録された作品の展示、Tシャツなどを販売予定とのこと。会場の音楽はOketa Masahiroが手掛けた。