KYNEが国内初となる美術館での大規模個展を地元・福岡市美術館にて開催

福岡を拠点とするアーティストKYNEが地元・福岡市美術館にて国内初となる個展を開催する。

KYNEは1988年生まれ、大学時代に日本画を学び、2006年頃から制作活動を開始したアーティスト。1980年代の漫画やアイドルのレコード・ジャケットからインスピレーションを受けた、クールな表情の女性を描くことで知られ、アパレルブランドとのコラボレーション、CDジャケットのイラスト、広告など幅広く活動している。

KYNE〈Untitled〉2024

本展のタイトルであるでは、「ADAPTATION(アダプテーション)」とは、生物が環境に適応するために変化することをさす言葉。KYNEがどのような戦略で表現を研ぎ澄ましていったのか、その軌跡が確認できる本展では、巨大な新作壁画を含む、絵画、版画、ライトボックス、立体、ドローイングなど、約150点が一挙に公開される。

会期は4月20日（土）から6月30日（日）まで。

会期中は展覧会限定のグッズを取り扱うショップも登場。福岡土産の定番「博多通りもん」とのコラボや、福岡発のステーショナリーブランド「ハイタイド」とのボールペンやクリアファイル、波佐見焼の陶磁器ブランド「マルヒロ」とのマグカップなどが展開される。