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加藤雄太
「毎日、知らん人に話しかけたら?」先輩の一言をきっかけに、
2014年より街行く人々の写真を撮り、話を聞き・書く生活を始める。2022年、独立。
HP:yuta-kato.com
Instagram:@_yuta_kato_
2024年2月11日に、東京のラジオ局「J-WAVE」にて、10年間続けている路上での聞き・書き・写真撮影の活動を、54分間取り上げていただきました。「新宿」を3日間密着取材いただき、街録した内容です。本日よりPodcastでの配信も始まりました。今回の連載内容とシンクロさせた部分が多く、ぜひラジオと合わせてお聴きいただけますと幸いです。
今役者をやっていて、どうしたらバイトせずにお芝居だけで食べていけるか、もがいてます。20歳からはじめて、今年で9年目です。
とりあえず先ずは、月に最低20万円を役者だけで稼げるようになって、人並みの生活をできるようにしたいなと。それだけあれば、バイトもせずにやっていけるのかなと。
元々理学療法士になるための専門学校に通っていたんです。でもそれがとてつもなく面白くなくて。「定年までこの仕事を続けるの?」って考えたら、学生の間に切り上げて、もっと別にやれることがあるんじゃないかって思ったんです。あと、親がちょっと嫌いで。 福岡出身なんですけど、「実家から出たい」という現実逃避もあって、役者をはじめました。
ちっちゃいときから親の影響もあって、映画はたくさん見ていたんです。でも映画を見る中で「自分の人生は嫌だな」って思ったんです。親のこともあるし。で、別の人生を歩みたいって考えたら「役者」かなと。それで東京に。
なぜ続けられるか? 役者ってほとんどの人が承認欲求の塊だと思っているので、心のどこかでは親に見てほしい。それで「どうだ見たか」と言わせたい気持ちもありますね。あとは、お芝居してる間はお芝居のことしか頭にないので、単純に忘れられるというか。
これから俳優としてどうなっていけるか、今はワクワクしています。映画のおかげで次の仕事も決まりましたし、他にもいくつか話があって。楽しみがでかいです。
今はフリーでイラストレーターをやっています。95年生まれで、今年29歳になります。ただ、この仕事1本で食べていくのは厳しい状況で、別の仕事をするか、デザイン・イラストでより前に進んでいくのか、悩んでる時期です。
ネックは、お金の部分です。作品1つを作るにしろ、展示を行うにしろ、当然自分で負担しなきゃいけませんし、シビアな部分はあります。ただ、その経験も含めての展示となると、やりがいも変わってくるのは事実です。今口にしててもあれですけど、やっぱり好きなんですよね。なので現状は厳しいけれど、許されるのであれば続けたい。それが本音です。
頑張りたいけれど、やっぱり自分自身だけでモチベーションを上げるにも、限界はあります。1人でやってると本当にずっと1人なので、簡単に気持ちも落ちてしまいますし。でもそんなときに支えになってくれるのは、やっぱり仲間、友達、家族の存在です。「応援してる」 「作品良かったね」って言葉だけでも、すごく前向きになれるので。
もし別の仕事を選ぶにしても、ものづくりに携わっていたいです。それを今年1年かけて、ゆっくり考えていきたいです。おそらく、今年が分岐点になります。人間の考えってコロコロ変わると思うので、時間をかけて自分の心と対話して決めていけたらと思います。
(顔出しNG / K’s cinema前にて)
私はフリーランスで衣装を作っていて、今年で3年目です。私に今お仕事を振ってくださる方々が、何を求めて仕事を振ってくださっているのか、いつも考えて仕事をしないといけないなって、そう思う時期に入ったなって、実感してます。スキルだけならまだまだつたないので、他のひとにも負けてしまう。私にスキル以外の何かがあるなら、この仕事を続ける可能性もあるのかな、もっと言えば、スキル以外のものが自分になければ、この先仕事を続けることは難しいかなって思います。
ただ、仕事は頑張っていきたいと思ってます。やっぱり小学生からの夢なので、がむしゃらにやりたいです。
去年福岡から出てきて。協栄ジムってご存知ですか?そこに移籍した感じです。なんか、好きなんですよね。ボクシングはメンタルとかも強くなるんで、自分との戦いみたいな。やっぱりどれだけ追い込めるか、どれだけ自分を高められるかですね。結局戦うのは自分。相手を殴ってはいますけど、自分とです。どれだけ上手い人でも、同じパンチをもらってメンタル的にやれるかやれないかで、倒れるか倒れないかが変わってくるんですよ。だから心が弱いとすぐ倒れますけど、やっぱり心が強いと同じパンチでも倒れないんですよ。練習でどれだけ追い込めるか、それに何をかけて戦うのかで、カウント10で起き上がるか起き上がれないかも変わると思います。僕は家族の応援、知り合いや芸能の方も応援してくれているので、簡単には倒れられないです。
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「毎日、知らん人に話しかけたら?」先輩の一言をきっかけに、
2014年より街行く人々の写真を撮り、話を聞き・書く生活を始める。2022年、独立。
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