CULTURE 2024.07.23

SNAP: TANABATAシーズンを彩るアートワーク
JINYA YAMAKAWA ART EXHIBITION
at Dr. Martens SHOWROOM TYO

Text&Edit_Mizuki Kanno
EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

東京のユースカルチャーを賑わすアーティストとのコンスタントなセッションで、話題を呼んでいるドクターマーチンのブランドコンセプトストアSHOWROOM TYO。現在、気鋭のアーティストJINYA YAMAKAWAを迎えた、七夕シーズンならではのエキシビションを開催中だ。ここでは、そのレセプションの様子をお届けする。

今年3月に開催された韓国での個展も話題となり、国内のみならず、海外からも熱視線を集めるJINYA YAMAKAWA。そんな彼のレセプションパーティには、国際色豊かなファッションアイコンが数多く集まった。

JINYA YAMAKAWAが描き下ろした3点のアートワークと、ペイントが施された1460 8ホールブーツが会場を彩り、今回のスペシャルコンテンツである笹の葉の演出が来場者をもてなす。
ドクターマーチンらしいパンクなテンションと、和のテイストの融合が楽しめる空間が広がっていた。

JINYA YAMAKAWAのペイントが施された世界に一つのアートブーツ。

訪れた人は短冊に願い事を書いて、この季節ならではの風物詩を楽しんでいた。

ブーツを履いた女性と笹の葉コラボレーションが目を引く本エキシビションのキービジュアル。ドクターマーチンのブランドカラーであるイエロー×ブラックが使用されたJINYA YAMAKAWAのアートワークが見られるのは、SHOWROOM TYOだけ。

「普段の自分の作品ではオレンジとブラックがメインカラーなのですが、今回はドクターマーチンさんをイメージしてイエローの差し込みを入れました。あとは七夕の時期のイベントなので、笹のモチーフを使用しています。僕の作品はユニセックスなキャラクターを描くことが多くて、作品を観てくれた方に自分を投影してもらえるように、少し余白を残して描いています。僕の中では七夕に対してフェミニンなイメージがあったので、今回は女性をメインに描きました」ーJINYA YAMAKAWA

ここからは、ファッションシーンで注目を集めるJINYA YAMAKAWAのエキシビジョンに訪れた、個性豊かな東京ユースのスナップをお届けする。

JINYA YAMAKAWA TANABATA EXHIBITIONはDr. Martens SHOWROOM TYOにて8月5日(月)まで開催中。世界的に注目を集めるJINYA YAMAKAWAの描き下ろしアートワークの迫力を、ぜひ体感してほしい。

JINYA YAMAKAWA

1998年、6月20日生まれ、6 歳までの幼年期をハワイで過ごした後に都内のインターナショナルスクールへと入学。学生時代はレーシングドライバーを志し、レース活動を行っていたが怪我に伴い引退を余儀なくされる。引退後、関心を持っていたアートの世界へと踏み込む事を決め、ニューヨークのParsons School of Design, Fine Arts科へと進学し、2020年のコロナ渦に卒業。卒業後、自身が代表となるクリエイティブエイジェンシー「JESSOCREATIVES」を設立し、様々なデザインやアートワークなどの提供行う。2023年10月に韓国ソウルにて過去のレース活動の記憶を辿る、初個展
「FIRST OR LAST」を発表。手掛ける作品は全て山川が掲げるテーマ、「MELTDOWN」を軸として作成され、主題、そして背景を一体化させ、「MELTDOWN」させる事で山川が体験したグローバル社会に於ける様々なカルチャーニューアンス、パワーダイナミックスや人間の心理の複雑さを提示している。また作品全体の一体化を通し、敢えてメッセージを曖昧にし、視聴者に対して質問を投げかけている。
@jinyayamakawa

INFORMATION

Dr.Martens SHOWROOM TYO|JINYA YAMAKAWA TANABATA EXHIBITION
“TANABATA” ART EXHIBITION Produced by CLICK TOKYO

会期_2024.07.05(Fri)ー08.05(Man)
時間_12:00ー19:00(Tue・Wed Close)
※入場無料・作品の販売はございません。予めご了承ください。

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