10月11日（金）から10月20日（日）まで、BLACK SMOKER RECORDSに所属するKILLER-BONGと、コラージュアーティスト河村康輔のコラボレーションポップアップBLACK SMOKER RECORDS presents KILLER-BONG × KOSUKE KAWAMURA ART SHOW at BEAMS T HARAJUKUがビームスT 原宿にて開催中だ。

90年代後期から00年代初頭に名を馳せたラップユニット「THINK TANK」の活動で広く知られるBLACK SMOKER RECORDSは、創設から20年を超えた今でも枯れることのない制作意欲と、実戦で 研磨された圧倒的なスキルを武器に、耳の肥えた音好きたちを魅了してきた。そんな彼らとEYESCREAMでもお馴染みの河村康輔との4年ぶりのタッグは開催前から話題となっていた。

ポップアップ初日となる10月11日（金）には、OPENING PARTYとしてレーベルに縁のあるDJやサウンドアーティストを招いた、音楽とアートが融合する一夜限りの特別なライブイベントが開催された。

今回は、カルチャーが交差する大盛り上がりだったイベントの様子をフォトレポート形式で振り返る。

店内に入ると、今回のポップアップに合わせて作られたコラボアイテムが並び、イベントを彩る。

オープニングDJから店内は一気に熱を帯び、来場者は思い思いに音楽に身を委ねる。そんな中、Olive Oil × MILES WORDのライブがスタートし、更に熱狂は加速。「原宿でこんなライブができて最高だ」と話すMILES WORDにオーディエンスも手を上げてレスポンスし、一体感のある空気に包まれた。

続くOMSBのライブでフロアの高揚感はさらに広がっていった。「アパレルショップのフロアでのライブは初めてだけど、すげえ楽しい」と語るOMSBに呼応してオーディエンスも楽しそうであった。

rokapenisによるVJも印象的で壁面に大きく投影される映像に釘付けとなった。

そして、ライブの興奮が冷めやらぬ中、KILLER-BONGと河村康輔によるライブコラージュが開始。リアルタイムに創り上げられていくコラージュに観客の目線も釘付けで、DJの音楽に揺れながらアート作品に没入する非日常感をオーディエンスも全身で浸っていた。

4年ぶりの開催となったこのコラボだったが、二人の息はぴったりで終始楽しそうな雰囲気が印象的だった。

ポップアップは10月20日（日）までおこなわれているので、ぜひ足を運んでみてほしい。