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サッカー日本代表 アウェイレプリカユニフォーム半袖
サッカー日本代表 アウェイオーセンティックユニフォーム半袖
サッカーにおいて、真の闘いは圧倒的不利な敵地にこそ。そこではミラクルも悲劇も因縁もつぶさに後世に刻み込まれ、今もネバーエンディングに語り継がれる。『the away』。“アウェイ”にまつわる5ストーリーズ。
この国の記録をたどろう。ベストなストライカーを知るために。たとえばアウェイでのゴール数。やはりというべきか。最多59ゴールを決めたのが釜本邦茂。次いで21ゴールが岡崎慎司、15ゴールのキング・カズとつづく。総数ではそれぞれ、75、50、55ゴール。総キャップ数は76、111、89試合。比べると見えてくる。岡崎のタフさ、カズの日本での強さ、そして釜本の凄み。点取り屋とはつまりこういうことだ。
もちろん、時代背景が違うから、単純には比べられない。カズの時代はアウェイの特に強化試合が少なかったし、アジアの国際大会も日本での開催が少なかった。一方の釜本の時代は、代表の試合といえば海外、主にアジアでの開催が多かったし、国際大会の予選では現在のように一次予選などの予備選がなかったため、実力差のあるチームとの試合も数多い。つまり固め打ちも可能だった。岡崎に関していえば、システムやポジションの問題もあるかもしれない。戦術が高度かつ複雑になり、1トップや0トップなど、純然たるストライカーに頼らず、不特定多数がゴールに迫るチームづくりがトレンドのひとつとなっている。
それでもやはり、釜本の記録が格別なのは認めざるを得ないだろう。そしてこのストライカーが唯一、メキシコ五輪の銅メダルという国際タイトルを、チームにもたらしたことも無視はできない(大会の得点王まで獲った)。つまり、こう言うことはできるかもしれない。日本が再び国際舞台でタイトルを勝ち取るためには、アウェイに強く、そこでゴールを奪える選手が必要。ということだ。6月のロシアで、そんなスターが日本に現れるだろうか。舞台は整いつつある。あとはそこで輝くだけ。
Edit—Satoshi Taguchi, Hideki Goya, Makoto Hongo
Art Direction—Ren Murata(brown:design)