INFORMATION
OUR FILMs ー〈写ルンです+〉で楽しむ記憶の輪郭ー #03 横田ひかる
◼︎写ルンです+(プラス)
https://quicksnap.fujifilm.com/app/jp/
あのクリエイターは毎日、どんなふうにすごしているんだろう? きっと日々の何気ない瞬間から、そのときは気づかずともインスピレーションを得ている、そんな気がする。意識される前の、記憶のかけらこそクリエイションの源泉だ。
〈写ルンです〉で撮った写真の画像データ受取アプリである〈写ルンです+(プラス)〉とともに、あの人たちの目線をのぞきながら、ぼやけていく記憶の輪郭を捉えていく連載企画「OUR FILMs」。#03は、ファッションモデルとして活躍する横田ひかるが登場。現在は映画や舞台にも出演するなど活動の幅を広げている彼女が写し出したのは『birthday trip』と『日常』。駒沢公園近くのカフェ、Pretty Thingsにて写真と記憶を振り返った。
〈写ルンです〉で切り取られたのは、パートナーであるモデルのローズと今年2月に生まれたばかりの子どもとの3人では初めての家族旅行となった石垣島へのバースデートリップと、日常の何気ないひとコマ。「〈写ルンです〉は、私にとって馴染み深いアイテム。学生の頃から“フィルムの写真がエモい”みたいな感じもあってよく使っています。〈写ルンです+〉のアプリも使いやすいですよね。SNSに載せるためにデータでもほしいので、そういった意味でもすごく便利。 〈写ルンです〉は撮った瞬間どう写っているかわからないので、データが送られてくるまでの時間も楽しみでした」と話す彼女に、写真たちを見ながら思い出しながら語ってもらった。
〈写ルンです+〉の“マイフィルム”は、現像済みの画像データをフィルムごとに見返せる機能。
「石垣島は、私の誕生日に連れていってもらいました。子どもが生まれて初めての飛行機に乗っての旅行だったので、思い出に残るように〈写ルンです〉で撮りました。これは川平湾という有名なビーチ。ちょっと天気がよくなかったんですけど、“THE 夏”みたいな1枚ですね。3人でグラスボートに乗ってお魚を見たりもしました」
「今回はヴィラに泊まったのですが、一戸建てのヴィラが並んでいる様子が素敵だったので撮りました。子どももまだ小さいし、夏なのもあって、今回はいろいろな場所に出かけたりはせずに、ホテルやその周辺でのんびり過ごしました」
「室内だと普通はフラッシュを炊いて撮るんですけど、鏡越しだったので反射してうまく写らないだろうと思って、フラッシュを炊かないで撮ってみた1枚です。暗いですが、シルエットだけ出ている感じが逆におしゃれだなって」
「ヴィラの近くのビーチを3人でお散歩したり、夕日を見たり、ゆったりとした時間でした。写真を見ると記憶が蘇りますよね。『このときは風が強くて写真を撮るのに苦労したな』とか。 自分が撮られる立場だと、どう写っているかってなんとなくわかるんですよね。これはうまく撮れてなさそうだなってときは何枚か撮ってもらったりもします」
「ここから先は『日常』のフォルダから。これはお花屋さんで撮ったもの。ひまわりは私の誕生花ということもあって、毎年8月になると買っています。『birthday trip』の写真はオシャレもしてキメて撮っている感じ。『日常』のほうはプライベートな瞬間を撮っています」
「これはひまわりを買った後、ですね。二子玉川なんですけど、緑と建物のバランスだとか含めてお気に入りの景色です。こうやって見返すと、私の撮る写真って(全体の構図に対する)空の比率が大きいですね。無意識ですが、空を写しがちかもしれない。石垣島の写真もそうですよね。下の余白はあまりいらないなと思いながら撮るからかもしれません」
「これはお風呂に入る前にアイスを食べているとき。普段だとこんな瞬間を写真には収めないけど、どういうふうに写るのかな? と思って。オフ感があって、プライベートな感じがして好きな1枚です」
この〈写ルンです+〉には、手のひらサイズが人気の“ハーフサイズプリント”を簡単に注文できるというれしすぎる機能も。「やっぱりモノになると、大切さがより出る気がします。スマホでデータで見るよりも重さがあるというか。何度も写真を見返したくなりますよね」。
「家の玄関に写真を飾っているんですけど、このサイズ感だったらたくさん飾れそう。コラージュするのにもちょうどいいサイズ感なので、コラージュアルバムも作ってみたいですね。あと、子どもの誕生日のときに、紐につるしてガーランドみたいにしていっぱい飾りたい!」
「夫と付き合っているときからたくさん写真を撮ってきたので、アルバムを作りたいなとずっと思っていたんですけど、もう枚数が多すぎて……。なので、子どものアルバムは毎月作るようにしています。『撮ったらすぐ現像してアルバムにするのがいいよ』ってみんなにも言いたい。そのひと手間が大切だなと思います」
「このフチありのものがとくに可愛いなと思いました。白のフチがあることで写真が締まるし、並べたときに統一感もある。並べて飾るときにフチありを真ん中に挟んでも可愛いかも。フチの余白部分にメッセージを書いて、友達にプレゼントするのもよさそう!」
まとめてアルバムにしてみたり、部屋のお気に入りの一角に貼ってみたり。一緒に写っていた人に次会うとき、さりげないプレゼントしてみたり。記憶をモノとして残すことでより愛しくなるし、つながりも強くなる。そうして、いつかのインスピレーションになるかもしれない。
INFORMATION
◼︎写ルンです+(プラス)
https://quicksnap.fujifilm.com/app/jp/