家と外、アートとファッション。その境界を曖昧にするSUBUの「冬のサンダル」は、常に次世代のクリエイターたちに愛されてきた。今季は、さらに種類豊富となったモデルに、アイコニックなデザインとが融合した「YŌKAI」シリーズが登場。その異彩を放つ一足に共鳴したのは、音楽、アート、スタイルにおいて独自の道を切り拓く3組の表現者たち。kirin (Texas3000)、Neibiss、井上花月 (Laura day romance) 。彼らのパーソナルな日常と、遊び心溢れる「YŌKAI」サンダルの呼応する瞬間を切り取る。

Vol.03 井上花月 from Laura day romance

―今日、SUBUを履いてみていかがでしたか？

SUBUは撮影の前からずっと気になっていたブランドだったので、今日実際に履けて嬉しかったです。ものすごくビビッドな水色だなと思ったんですけど、履いてみたらとても可愛くて。意外と普段の服装にも合わせやすそうだなと思いました。他にも色々欲しくなってしまいました！

―以前、EYESCREAMに出演していただいた際の私服もとてもお似合いでしたが、今日のスタイリングはいかがでしたか？

自分ではなかなか選べないロングのチュールスカートが新鮮でした。あと、セーターがとても可愛くて、SUBUの水色とセーターの黒と黄色の感じがビビット同士で合っていて、こういう色使いも素敵だなと思いました。

―どんな時にSUBUを履きたいですか？

とても暖かかったので、秋冬をメインに履きたいです。例えば、真っ黒のシンプルなSUBUだったら、逆に可愛らしい格好に合わせたりとか、今日履いたようなサイケなカラーだったら、シックな服に合わせたり。どんなスタイルにも万能に合うんじゃないかなと思ったので、この冬は履き潰したいです。冬のライブの控室の移動とかも良さそうですね。来年の春にはホールツアーを控えているのですが、会場内での移動や、本番前後のリラックスタイムにもぴったりだと思います。

―いつも井上さんならではの雰囲気をまとわれているなと思います。ご自身が思う自分の個性を教えてください。

自分のことはすごく普通だと思っているのですが、それを友人に言った時に「全然普通じゃないよ、まずマイペースだよ」と言われました（笑）。自分ではあまり意識していなかったんですけど、周りの方からは、良い意味でも悪い意味でも指摘されることなので、そういう『マイペースなところ』が、私のまず最初に来る個性なのかな。

―最後に、今後のLaura day romanceの活動について教えてください。

12月24日に新しいアルバム『合歓る – bridges』が出るんです。今年の2月5日にデジタルリリースした『合歓る – walls』の後編にあたる作品で、今作のリリースに合わせて、前編後編どちらもフィジカルの作品としてリリースされます。アートワークも私が担当していて、とてもこだわった作品なので、ぜひ聴いて、観て、楽しんでもらえると嬉しいです。あとは、Laura day romance初めてのホールツアー『Laura day romance hall tour 2026 “Fixing a hall”』が来年の3月〜4月にかけて全国6箇所で開催されます。東京はLINE CUBE SHIBUYAですね。皆さんに遊びに来てもらえたら嬉しいです。

Photography_Shunsuke Kondo
Styling_Takumi Urisaka
Hair&Make_Hanna
Direction_Takuya Owari、Rio Osugi
Edit&Text_Mizuki Kanno

ニット¥75,900、スカーフ¥16,500(ともにbeautiful people/beautiful people 青山店 tel_03-6447-1869)、カットソー¥19,800、スカート33,000(Bilitis dix-sept ans/Bilitis tel_03-3403-0320)、リング¥48,400(LAMBDA tel_0800-500-5000)、その他スタイリスト私物