CULTURE 2018.07.30

港街の風趣に胸を打つ、松尾修写真展『17』舞台の佐世保で開催

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

以前紹介した、長崎県佐世保出身の写真家・松尾修によるサセボプロジェクト第4弾写真集「17」
同本の写真展を、舞台となった佐世保市で開催することが決定した。

米海軍と自衛隊が駐留する軍港として、巨大なクレーンが林立する造船の街として、近代日本の歩みとともに生まれた九州最西端の街、佐世保。

今作のテーマは2017年の佐世保の17歳たち。山と海に隠された港街ならではのノスタルジックな風景の中で、時間と場所を飛び越え、普遍的な「いつかのどこかの17歳」へと姿を変えた76組の若者たちを収めた珠玉の作品となっている。

なお期間中には作家本人によるトークイベントも開催。過去になりつつある現実と対面するかのような気持ちになる作品群は、その地で見ることでまた新たなリアルとしての不思議な視覚体験となるのだろう。ぜひこの夏にふらっと佐世保へ足を運んでみてはいかがだろうか。

INFORMATION

サセボプロジェクト
松尾修写真展『17』

2018年8月9日(木) – 19日(日) 10:00 – 18:00
火曜休館、入館は17:30まで、入場無料

TALK EVENT
“写真で浮かびあがる佐世保のリアル”
ゲスト:松尾修(聞き手:佐世保市文化振興課)
日時:8月12日(日) 14:00
予約不要、入場無料

佐世保市博物館島瀬美術センター4F
長崎県佐世保市島瀬町6-22
TEL 0956-22-7213
http://www.city.sasebo.lg.jp/kyouiku/simano/

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