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ⓒ 2019 MARVEL
8月30日・31日・9月1日の3日間に渡って開催されていたSWEET LOVE SHOWER 2019。今年はあのマーベルが初参戦していたことは先日もお伝えした通り。
EYESCREAMではマーベル好きアーティストに、思いの丈を語ってもらう企画を3週に渡ってお届けする。第2弾となる今回は、アルカラのベーシストの下上貴弘と、マカロニえんぴつからヴォーカルのはっとりとキーボード&コーラスの長谷川大喜が登場。両者に好きなマーベル作品を紹介してもらった。
疋田武史(Dr) 稲村太佑(Vo/Gu) 下上貴弘(Ba)
ー今年の夏はいかがでしたか?
「レコーディングの日々でしたね。8月のはじめにROCK IN JAPAN FESTIVALへの出演で外に出て、そこからずっと引きこもって、また月の終わりにSWEET LOVE SHOWERで外に」
ー久しぶりの野外はいかがでしたか?
「2年ぶりの出演でしたが、やっぱりこれだけ自然に囲まれていると気持ちって変わるんだなと思いました。この夏の癒しになりました」
ー今回はラブシャに初めてマーベルがやってきたのですが、下上さんもマーベル好きとの噂を伺っています。
「夜の本気ダンスのマイケル(Ba)が、ベースにもマーベルステッカーを貼っているくらい、大のフリークで。彼に勧められるがまま、観はじめたところハマりました。cinema staffの久野ちゃん(Dr)も好きで、仲良いバンドが結構みんなマーベルフリークだったんですよね。僕も気になってはいたのですが、相乗効果です。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公開のタイミングくらいから一通り観ました」
ー特に好きなキャラクターを教えてください。
「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のグルート。全く喋らないしサブキャラっぽいけど、人間じゃないキャラクターって面白いなと思って。スパイダーマンとかも好きですが、順を追って見ていくうちに、なんじゃこいつは! って。女の子に手から花を出してあげる一幕があるんですが、その優しさが好き。あとは、『ドクター・ストレンジ』や『アントマン』は衝撃的でした。本筋とはちょっと違う角度から構成されている感じが、面白いですよね」
ーメンバーをマーベルのキャラクターに例えると?
「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスター・ロードがうちのヴォーカル。いつもはおちゃらけているけど、締めるとこは締める。僕はグルートですかね。無口でたまに出てくるよみたいな。ドラムの武史はちょっと天然な感じがドラックスかな。あの作品を観たときに、すごくうちのバンドっぽいって思って。シリアスな部分もあるけど、シリアスすぎない。すごくバランスのとれた映画だなと思います」
ー最後に、今後のバンド活動について教えてください。
「9月頭には現在制作中のアルバムのレコーディングが終わり、年末にはリリース予定です。今作が10枚目になりますね。もうバンドを結成して17~18年になりますが、新しい試みも挑戦しつつ変わらないものも、どちらも楽しめるような作品になっています。ずっと知っていてくれている方も、初めましての方にも喜んでいただける作品に仕上がっていると思います」
高野賢也(Ba/Ch) 長谷川大喜(Ke/Ch) はっとり(Vo/Gt) 田辺由明 (Gu/Ch)
ー本日のFORESTステージ一発目、お疲れ様でした!
はっとり「朝早いのにも関わらず、大勢の方が集まってくれて嬉しかったです。天気も良好で」
長谷川「僕たち結構雨バンドなので安心しました」
ー今年の夏はいかがでしたか。
はっとり「バンドで言ったらフェス。野外フェスにこれだけ出演させてもらったのは今年が初めてでした。各地で待ってくれている人を観て、パワーをもらいました。いろんなアーティストの中に混ざって、自分たちもフェスの一部になれた感覚が嬉しいですね」
長谷川「他のアーティストの音が聞こえてくるのもまたいいですよね。フェス飯も美味しいですし。今日もケータリングで、グリーンカレーと鳥の唐揚げとポテトサラダとあと、吉田うどんもこれから食べる予定です」
ー会場内の肉巻きおにぎりも美味しかったですよ! それでは議題をマーベルに移していきたいと思います。
長谷川「僕が一番最初に観たのが『アイアンマン』。1、2、3を観て、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アントマン』などなどって感じですね」
はっとり「その中で特に好きなのは?」
長谷川「うーん。「アベンジャーズ」シリーズですかね。2018年に公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で負けてしまって、すごくモヤモヤしている中、1年後に『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、え! アイアンマンが…….っていう衝撃はありました。あとは『アントマン』も意外で面白い。小さい世界での戦いだから、実は人間界では何も起こっていなくて。ラストに小さい戦いと日常が交互に映されている感じが面白いというか、真剣に戦っている緊迫感との対比に、クスッとしますね」
ーはっとりさんはいかがですか?
はっとり「僕は「スパイダーマン」シリーズが大好きで。『アメイジング・スパイダーマン』を中学時代によく見ていたんですけど、高校に入学してバンドを始めて、僕本名は河野瑠之介っていうんですけど、その頃はステージに上がる時だけはっとりって名乗っていて。ユニコーンの影響ですね。当時の僕はピーターがスパイダーマンになるのと同じ感覚で、はっとりとしてステージに立っていました。ステージ上ではヒーローみたいな」
長谷川「和製スパイダーマン」
はっとり「ピーターに自分を投影していたけど、唯一違うのははっとりになっても全くモテなかった(笑)。髪型もスポーツ刈りだったしな…….まぁ、報われない主人公がどこかでは輝けるっていうところにロマンがありますよね」
長谷川「バンドマンぽくないフォルムだったよね」
ーそれでは、メンバーをキャラクターに例えるといかがですか?
はっとり「1人は決まっています。 田辺由明はハルクでしょ!」
長谷部「え、高野くんじゃない? 体系的に緑に塗ったらハルクじゃない?」
はっとり「彼なぜか鍛えてるんですよ。日に日に胸板が厚くなってきています。ベーシストって、シュッと長身なイメージなのに。胸板だけで言ったらハルクだけど、怪力で言ったら田辺くん。彼は新日本プロレスに入団するのが夢で、でも思ったより身長が伸びなかったみたいでバンドマンに。贅沢な路線変更ですよ」
ー2ハルクにスパイダーマンが揃いましたね。
はっとり「大ちゃんなんだろうね。意外と小心者で食いしん坊だから、食ったら強くなるみたいなキャラいないかな」
長谷川「食べれば食べるほど強い。食べないと弱いみたいなマーベル・キャラクターお願いします(笑)」
ー9月にはミニアルバムをリリースされるんですよね。
はっとり「初めてメンバーがそれぞれ作曲した楽曲が全部入ったコンセプトアルバムですね。メンバー脱退などを経て、最近バンド感がより強くなった気がします。それまではスパイダーマン中心のバンドだったのが、だんだんアベンジャーズになってきたみたいな。それぞれのキャラが際立ってきたタイミングだからこそ、みんなの楽曲が出せたのかなと思います。ここにきてやっと自信を持って4人組のロックバンドと言えるようになりました。ツアーもあるので各地を回って、今作の曲をお客さんと育ていきたいです」
[Interview]SWEET LOVE SHOWER 2019にマーベルが初参戦。フリークに、愛を語ってもらいました Part 01 牧 達弥 from go!go!vanillas、ズーカラデル