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鈴虫からの便りが届きはじめ、Tシャツ1枚では何だか心もとなくなった今日この頃。そう、紛れもなく秋のご到来。 ついこの間の出来事のように感じていたSWEET LOVE SHOWER 2019も、気付けば過去の祭りに。ここらでもう一度、楽しかった想い出に浸ろうじゃないか。
2週に渡りお送りしてきた、SWEET LOVE SHOWER 2019出演アーティストに、マーベル愛を語ってもらう本企画も、これにて最終回。Part 3は大のマーベルフリークを公言しているBLUE ENCOUNTのフロントマンの田邊駿一と、今年のラブシャの大トリを務めたSEKAI NO OWARIのマスコット、DJ LOVEが登場だ。
ーライブお疲れ様でした! 本日のステージはいかがでしたか?
「普段から音で勝負している方々と一緒に戦える日なので、気が引き締まりました。いつも通り、僕たちらしい届け方でステージを楽しんだら、後ろの方のお客さんまで盛り上がってくれたので、自分たちの信念を貫くことが大事なんだなと改めて思いました」
ーこの夏、プライベートではどこかに遊びに行かれましたか?
「それがどこにも行けていなくて(笑)。平日は制作、土日はフェスで、家にいる時間もほぼなかったんですよね。強いて言えば、8月頭に久しぶりに家でゆっくりする時間があって、夜ご飯を作っていたらベランダでドーンって破裂音がして、花火が。思いがけずノスタルジーを感じました。っていうのがこの夏唯一の想い出かもしれないですね」
ーエモーショナルな花火ですね(笑)。それでは、本題のマーベルについて聞いていきたいと思います。田邊さんは相当詳しいと伺っています。
「小・中学生の時に流行ったカプコンの『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』って言うゲームでマーベルの存在を知りました。その後、ウェズリー・スナイプス版の『ブレイド』を観たことでハマり、中学時代はさまざまなマーベル・キャラクターが題材となった映画と出会いました。そして『アイアンマン』がスタートしたことで、好きが加速しましたね」
ー特に印象に残っているエピソードは何ですか?
「割と新しい話だと『アベンジャーズ/エンドゲーム』。トニー・スタークが危うい状態の時に、彼の奥さん、ペッパー・ポッツが駆けつけるんですよ。トニー・スタークの前では毅然としているけど、その後、人目も憚らず彼女が泣き出すシーンがあって。僕も映画館なのに嗚咽が止められないくらいボロボロ泣きました。あのシーンに女性の強さを教えてもらいましたね」
ーアイアンマンが推しキャラですか?
「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中だと、アイアンマン! でも、フェーズ5以降で『ブレイド』がカムバックすると小耳に挟んだので、悩みどころですね。まぁ王道だったらやっぱりトニー・スタークが一番かな。冷静だけど情に厚いところが好きですね。六本木ヒルズで『マーベル展 時代が創造したヒーローの世界』(2019年3月に終了)が開催されていた時も彼らに会うために、普通に行きましたからね」
ーメンバーをマーベル・キャラクターに例えるといかがですか?
「ギターの江口雄也がトニー・スターク。すごい冷静が故に、めちゃめちゃ冷たいことも放ちますが、最終的には身を挺してでも誰かのために何かをやるって言うタイプなので。辻村はソー。腕っぷしが強いところが似ているのはもちろんですが、ダメになる時はダメというところが近い気がします(笑)。頑張ろうって思うきっかけがあれば、いくらでも頑張る。でもやりすぎて間違えちゃうみたいな。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で言うところの、心が折れて酒浸りになり、ぶよぶよになってしまったソーですね」
ー愛されキャラですね。
「昔、辻村がスキンケアに生きるって宣言して。ローションや洗顔を何種類も揃えたんですけど、洗いすぎで肌が荒れてしまい、止めてました(笑)。今はマラソンにめちゃめちゃハマっていて、フルマラソンの大会にも出場しているくらいなんですけど、下手したら何かをきっかけに、またビールに戻っちゃうんじゃないかなとは思っています。高村はハルクですね。ここ? って言うタイミングでいきなり怒ります。ブルース・バナーみたいにいつも穏やかで、争いは好まないって感じなのに、突然ドーンって。先日も、ヘアスプレーを借りようとしただけなのに、『田邊っち、いつも俺からスプレー借りるよね』って。え〜めっちゃキレるやん(笑)。ハルクにしか見えなかったですね。『インクレディブル・ハルク』のエドワード・ノートンみたい。僕自身を例えると、現状のMCUキャラだと悩みますね。ライブなのにバンドマンであることを気にせずに話したり、概念を壊していきたいと常に思っているので、壁をぶち破るようなキャラですかね」
ーそろそろ夏も終わりに近づいてきていますね。秋からの活動予定を教えてください。
「ツアーがはじまり、新曲の「ポラリス」が『僕のヒーローアカデミア』の主題歌にも決まりまして。一昨日レコーディングが全て終わったんですが、めちゃくちゃいい作品に仕上がっています。ファンの方はもちろん、いろんな方々に届けて行きたいですね」
ー今年の夏の印象的な出来事は何ですか?
「今年の4月からスタートした『The Colors』のジャパンツアーが先日、無事に終わったことですかね。いつになくフェスにもたくさん出演できた夏だったので、充実した毎日が過ごせました」
ーこの後のステージも楽しみです。早速本題なのですが、LOVEさんはマーベルがお好きだと伺っています。出会いは何だったんですか?
「小学生の時に放送されていたマーベルのアニメ版が好きになったきっかけですね。その後格闘ゲームが全盛期だった中学生時代に、『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』のゲームにハマりました。映画はサム・ライミ監督の『スパイダーマン』が最初に観た作品です」
ー特に印象的なエピソードを教えてください。
「コミックス版のスパイダーマンが敵を追いかけているが故、ニューヨークからどんどん離れ、気がついた時には高い建物がなくなっていて、徒歩で帰るという話があるんです。シュールでかなり好きですね。ぜひ映画になってほしいです(笑)」
ースパイダーマンとアイアンマンのフォトブースがラブシャの会場にも展開されていますが、今回のインタビューでも2ヒーローの人気が特に高かった印象です。
「どっちも男のロマンですもんね。高いところからぶら下がれたり、空も飛べて、アイアンマンのあの屈強なメカな感じも男心がくすぐられるポイントですよね」
ーLOVEさんはどんな能力が欲しいですか?
「体が丈夫なことが一番なので……..でも、マーベルのキャラクターは強さと引き換えに、何かしらの代償があるので、それを支払ってまで欲しい能力ってなると、悩みますね(笑)。でも、自分はハルクっぽいなと思います。メンバーから温厚だと言われるし、そういうイメージがあると思いますが、以前、家でゲームをしていた時に白熱しすぎて、ソファーを破壊してしまったことがあるんです(笑)。特殊能力は持っていないですが、そう言った面ではハルクっぽいのかなとは思います」
ーそれでは、SEKAI NO OWARIの今後の活動予定を教えてください。
「10月からアジアツアーが始まるので、夏の終わりとともにその準備に取り掛かります。忙しくなりますが、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」
[Interview]SWEET LOVE SHOWER 2019にマーベルが初参戦。フリークに、愛を語ってもらいました Part 01 牧 達弥 from go!go!vanillas、ズーカラデル