CULTURE 2020.05.18

ミラーワールドの幕開けか。配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」が始動、au 5G×攻殻機動隊のコラボレート企画も

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

先日よりお伝えしている、KDDI(au)と渋谷区観光協会、渋谷未来デザインによる「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」より、渋谷区公認の配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」が5月19日にリリースされる。

攻殻機動隊 SAC_2045はもう観た? au 5Gによる拡張体験で素子やバトー、タチコマと合流できる!

[Report]渋谷のカルチャーとau 5Gが描く、“未来”を体感する

先端テクノロジーとエンターテイメントを掛け合わせることで、自分の部屋にいながらもアーティストのライブやアート展示、トークショーなどカルチャー発信源である渋谷という街ならではのコンテンツを体験できる「バーチャル渋谷」。そこでは、2つの体験を提供していくという。
1つめの体験は、バーチャルイベント会場で開催されるさまざまなオンラインイベントへの参加。アバターを使って会場内を自由に動き回り、ほかの参加者と同じ空間を共有しながら(そう、ここでは多くの人が密集してもOKだ)オンラインイベントを体験できるというものだ。2つめの体験は、これまで実際に渋谷に行かなければ体験できなかったXRコンテンツ。リアルな渋谷とつながったもうひとつの渋谷を回遊しながら楽しめるという。XRコンテンツはリアル世界とバーチャル世界のそれぞれ同じ場所で同一のものを展開。すなわち渋谷の「デジタルツイン」として、リアルとバーチャルの双方を拡張していく試みとなる。

この「バーチャル渋谷」のオープニングイベントとして、5月19日には「バーチャル渋谷」のスクランブル交差点においてトークイベントが開催される。最新シリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」も話題沸騰中の「攻殻機動隊」をテーマとして、SEKAI NO OWARIのDJ LOVEやバーチャルライバーのアンジュ・カトリーナ、渋谷未来デザインフューチャーデザイナーも務める若槻千夏、そしてS/U/P/E/R DOMMUNE主宰の宇川直宏という異色の組み合わせが実現、「バーチャル渋谷」にそれぞれアバターで集結する。詳しい参加方法は巻末のINFORMATIONよりご確認を。

デジタルツイン、そしてミラーワールド。ミラーワールドは、近い将来、インターネット、SNSに続く第三の巨大プラットフォームとなるだろうとされている“未来”のデジタルプラットフォームだ。リアル世界とデジタル世界が相互作用していくという時代へ。サイエンス・フィクションの世界がいまやすぐそこまできているのだ。興奮しかない。なお、同プロジェクトのミラーワールドにおけるイベントは今夏を予定しているとのことだ。パラレルワールドとしての渋谷。ゾクゾクする。

INFORMATION

オープニングイベント「#渋谷攻殻 NIGHT by au 5G」

日時:2020年5月19日(火)19:00 – 19:45
出演:若槻千夏(渋谷未来デザインフューチャーデザイナー) / SEKAI NO OWARI “DJ LOVE” / 宇川直宏(S/U/P/E/R DOMMUNE代表) / アンジュ・カトリーナ(にじさんじ所属バーチャルライバー)
テーマ:攻殻機動隊初心者講座と『攻殻機動隊 SAC_2045』のココがスゴイ!
参加方法:バーチャル渋谷は、VRデバイス、スマートフォン、PC/Mac から参加可能。参加には clusterの無料アカウント作成と、利用するデバイス用のclusterアプリのインストールが必要。また、イベントの様子はYouTube Live、渋谷5G エンターテイメントプロジェクト公式Twitterでも同時中継される。参加はこちらから。

渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト
https://shibuya5g.org

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